【名前変換】先輩に恋をしました。【オリジナル】

No.4~衝撃~ ページ4

先生が指揮を振る。

それに合わせて部員が演奏をする。
30人もいない少人数なのに

迫力が凄い。









衝撃を覚えた。

静かな所は、フルートやクラリネットなどが美しく奏でる。

アップテンポな所は、金管楽器、木管低音が激しく、力強く奏でる。








私はここで、演奏が出来る。そう思った。
ワクワクする。




朝田「楽器は何を希望するんだ？」

A「・・・楽器・・・」

（人5）「アタシ、あれやりたい。」


（人5）が指差したのは、トロンボーン。
長いスライドに決められたポジションに合わせ、音を奏でる楽器。

朝田「トロンボーンはあと一人必要なんだが、」


A「わ、私もやりますっ！」

とっさに答えた。
でも、トロンボーンと言えば・・・先輩は・・・


朝田「良かったな、（人3）。」


（人3）「・・・はい。」


今答えた人は
（人2）（人3）さん。
小学校のときもトロンボーンをやっていた男の先輩。


朝田「（人3）自己紹介しろ。」


（人3）「2年A組、（人2）（人3）。よろしくお願いします。」



無口だけど、面白い人らしい。
私はパートが違ったからよく知らない。

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