【名前変換】先輩に恋をしました。【オリジナル】

No.12 ページ12

私は部活を終え、家へ帰る。
とたんに足が重たくなる。
理由は一つ。




家が嫌いだから。
大嫌いだから。


A「ただいま。」



そう告げて部屋へ行く。
ポータブルゲームを取り出してやりはじめる。

勉強なんてほとんどやらない。
そして親に怒鳴られる。
それがお約束だ。







憂鬱だ。






行きたいと願う高校を親に相談したところ
完全否定された。


親からの信用は0。





許せない。そんな思いが込み上げてきた。
なぜだろう。
どうしてこんなに憎い？



でも、そんな中の助けが部活だった。
私は部活に行くことで楽になれた。




（人5）が面白くて、（人3）さんが笑わせてくれて、何よりも自分の上達を感じられた。


学校は楽しくない。


家も楽しくない。


部活が好き。




頼れる人なんていない。





人間なんて信じない。そう決断したのはいつの話だろうか。

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