轟 く ん 。

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「あれ、他校生？君可愛いね」

「え、あ、はぁ…」

やだ、雄英にもチャラい人達いるの？

「何してるの？遊ぼうよ～」

「あの、離して下さい…」

「え？じゃあ遊んでくれる？」

グイッと腕を掴まれ引っ張られる。

「たすけ、て…！」

「離せよ。」

相手の腕をギリっと掴んだのは轟くんだった。

「と、どろきくん…」

「早く離せよ。骨、折れるぞ」

！？

そんな強く握ってるの！？

ごめんなさいと謝って男の子たちは走ってどっか行った。

「大丈夫か？何もされてねえか？」

「うん、轟くんが助けてくれたから大丈夫だよ。ありがとう」

「良かった…。何で雄英に居るんだ？」

「友達が人に会いに行ってて待ってるの」

「小此木1人じゃ危ねえな。俺も一緒に待つ」

「もう大丈夫だよ？轟くん帰る所だったでしょ？悪いよ！」

「何かあった時には遅えだろ。」

「そうだけど…」

でもやっぱり悪いしと断る。

心配かけちゃったな…。

「…嫌か？」

「え？」

「俺が小此木と一緒に居てえんだ。」

え、

今、なんて…？？

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