仮面ライダーエグゼイドオリジナルストーリー (ページ5)

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I’m a 仮面ライダー！3 ページ5

｢あぁ…大丈夫ですか？｣

ルアナが(名前)の方に行くと、吹っ飛んだ拍子に脱げた靴が頭に直撃。

｢あいたっ！｣

さらに、よろけた拍子に(名前)が乗っていた台車につまづいて転び、台車はそのまま伸びていた(名前)のスネにぶつかった。

｢痛っ！｣

ルアナが転んだ拍子に持っていたケースが手から離れ、ケースが開いてしまう。

｢ピヨった～……｣

すると颯太が近寄り、ケースに入っていた物を拾い上げた。
それは……

｢マイティアクションXだ！なんでここに？｣

ルアナは颯太が拾ったのに気づくと、起き上がって颯太からそれを取り上げる。

｢返して！｣

｢今日発売の新作だよ、そのゲームやらせて！お願い！少しだけ！｣

颯太は手を合わせてルアナに頼んだ。が、

｢絶～対ダメ！これはただのゲームじゃないの！｣

ルアナがきつく叱ると、颯太はしょんぼりしてしまった。
そして、(名前)も起き上がった。

｢すみません……。ダメだよ颯太君、ほら、病院帰ろ？｣

そう(名前)が促して手を握ると、颯太は乱暴に手を離す。
そして、少々泣きそうな声で言った。

颯太「ダメ……なの？」

すると突然颯太が頭を抱えて苦しみ出し、その場に倒れ込んでしまう。

｢颯太君？っ颯太君！｣

(名前)が声をかけながら近づくと、颯太の首元からザザっとノイズのような物が走っていた。

｢何、今の？｣

ルアナはその様子を見ると嫌な予感が的中したように聴診器のような物を出し、｢どいて！｣と(名前)を突き飛ばした。

｢そんなっ……！まさか⁉｣

ルアナは取り出した聴診器のような物を使うと、星のようなマークが出ていた。

｢この症状……｣

(名前)はそれを見ると……

｢星？うわぁ！｣

再びルアナに突き飛ばされた。