124の扉 ページ6
神田side
ウンディーネ「これが、イノセンスの結晶・・・」
ゆっくりと近付いていく
ガラスのようなそれの中にいた彼奴は
服もボロボロで、左目からは頬の辺りに血が流れ固まっている
いつもの白い肌も、今となると青白く血の気が完全に失せたような感じがする
少しだぼっとした団服の破れたところから少し見える腕や脚には
血が流れていたり、青痣が出来ていたり散々だった
そっと、手を中心辺りに置いた
バチッ!
手に一瞬、雷でも落ちたかのような衝撃が走った
神田「っ!?
弾かれた・・・のか?」
まだ、ビリビリと手が痺れる
・・・そう簡単には行かねえってか・・・?なら・・・
少しだけ後ろに下がって、六幻を鞘から抜いた
ウンディーネ「・・・!?何を!?」
神田「【怪蟲一幻】!!」
現れた怪蟲達が一斉に向かっていく
だが____
神田「なっ!?」
当たる寸前、眩い光が怪蟲を全て消し去った
ウンディーネ「むりだよ!!あれはイノセンスの塊だから
同じイノセンスじゃ傷を入れるどころか、触れることもできないんだよ!!」
神田「じゃあどうしろって言うんだよ・・・」
と、そこで、普通じゃ思いつかないような考えが頭に浮かんだ
そして、昔の記憶もゆっくりと蘇る
−−−−−−
?「まったくもー!!ユウは、言葉がキツイのですよ!!
もっとアルちゃんに優しく話しかけれないのですか!?」
「知るかよ、そんなこと出来るか」
そんな俺の言葉にむうっと、頬を膨らませる白銀の少女
?「ユウと友達なのでしょう!?
でしたらもっと会話をするべきだと私は思うの!!
アルちゃん、とってもいい子ですよ!?名前なんてなかった私に
名前を考えてつけてくださったんだから!!」
そう言って、少しふてくされ気味にこちらを見る
「友達って・・・俺、そんなのわかんねぇよ」
少女はキョトンとした表情になる。そして、クスクスと笑い出した
「な、なんだよ!!」
?「いえただ、可愛いなぁと思って・・・
友達って、いつの間にかなるものだって、かつて聞きました
それに、ユウはもっと自分の気持ちをはっきりと伝えるべきです!!
喧嘩とかした時は、無視されててもしっかりと!!
あ、でも言い方は優しく、ね?」
人差し指を唇に当てて、にっこりと微笑む少女
俺は、こいつ、本当によく表情が変わるなって思った
でも、その笑顔に少しだけ胸が高鳴ったのは、俺だけの秘密でもある
27人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノン - おお、合格おめでとう御座います! これからも更新頑張って下さい! (2018年3月22日 23時) (レス) id: 7d77e3de06 (このIDを非表示/違反報告)
ACE(プロフ) - オリエンス★さん» ティキ大好きなので、めちゃくちゃ期待しときます笑 (2018年3月10日 2時) (レス) id: bc10b1f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス★ - ご安心を。方舟でめっちゃ絡ませるんで←期待しておいてください笑 (2018年3月9日 22時) (レス) id: b44be12aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ACE(プロフ) - ティキとの絡みがもっと欲しい(切実) (2018年3月9日 18時) (レス) id: bc10b1f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス★ - ブルーキャット=迷い猫さん» 返信遅れてすいません!!有難うございます!!・・・ひょっとしてですが、シュレ好きだったりします?笑 (2017年9月10日 14時) (レス) id: 236a6e10e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オリエンス@名前変更予定中 | 作成日時:2017年7月15日 20時