120の扉 ページ2
『おにい・・・ちゃん・・・なんでここに・・・』
疑問と一緒に嬉しさが込み上げてきて
目から何かが溢れ出す
思わず抱きついて、お兄ちゃんの胸に顔を埋めて泣く
ソウマ「うわっ!?あーもう、本当に昔っからAは泣き虫だよね
でも、ごめんね
泣いてる暇なんてないみたいだよ
今、Aの立場について話さないといけないんだ
僕はそのためだけに、あいつにここに来ていいっていう許可をとったんだから」
「立場と言うか状況。」そう言われても、今何も考えたくないんだよ
もう、頭の中がぐちゃぐちゃだ
ここがどこかわかんないし、一面真っ白だし
ソウマ「ひょっとしてさ、ここの事覚えてない?」
『うん、お兄ちゃんの事は覚えてんだけどさ・・・
私が多分ここ来たの初めてだと思うよ』
来たことがあるっていうならいつ・・・
ソウマ「そうか、なら良いんだ・・・ちゃんと、進行しているって事だから。
君が、姫君として。この世界が」
・・・・・・え
姫君って何の姫君?
進行してるって何さ、何が進行してるの
ノイズが掛かったように頭が痛くなった
咄嗟に頭を抑える
何・・・?痛・・・
神田『おい何してるんだよ』
え・・・?か・・・んだ?
なんで神田・・・が?
いや・・・・待って
確か私、死んで・・・
それで・・・神にあって・・・
ん・・・?あ、ああ・・・思い出して来た・・・
『ねえ、姫ってさ?予言の無の姫で合ってる?』
ソウマ「思い出したのか・・・
ちょっと色々な衝撃で記憶が軽く飛んでたみたいだったけど・・・
だいじょぶ・・・そうだね」
少しため息まじりに言うお兄ちゃん
『始め、ヘブラスカから聴いた時から思ってたんだけど
大体なんで私がそんな重要な役割なの?
お兄ちゃん・・・ひょっとして何か知ってるの・・・?
所詮は別世界から来た、この世界に存在するはずのない、
言わばウイルスと言うかバグでできた存在の様なもんだよ?
それが何で・・・・?
それに___』
ソウマ「ごめん!ちょっとそこで終わってくれない?
今度また教えるから!!
しかし・・・それのことは流石に覚えてないか・・・
まあいいか、そう言う仕組みだし
教えてあげるよ。Aが無の姫である訳
その為には少し、僕等の過去に戻らないとね」
過去?
再び、ひんやりとした指がひたいに触れる
ソウマ「目を閉じて」
ゆっくりと目を閉じた時、脳の中を真っ白な光が包んだ
−−−−−−−−−
うわあ・・・最近ずっとシリアス・・・
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カノン - おお、合格おめでとう御座います！ これからも更新頑張って下さい！ (2018年3月22日 23時) (
レス) id: 7d77e3de06 (このIDを非表示/違反報告)
ACE(プロフ) - オリエンス★さん» ティキ大好きなので、めちゃくちゃ期待しときます笑 (2018年3月10日 2時) (レス) id: bc10b1f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス★ - ご安心を。方舟でめっちゃ絡ませるんで←期待しておいてください笑 (2018年3月9日 22時) (レス) id: b44be12aa1 (このIDを非表示/違反報告)
ACE(プロフ) - ティキとの絡みがもっと欲しい(切実) (2018年3月9日 18時) (レス) id: bc10b1f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
オリエンス★ - ブルーキャット=迷い猫さん» 返信遅れてすいません!!有難うございます!!・・・ひょっとしてですが、シュレ好きだったりします?笑 (2017年9月10日 14時) (レス) id: 236a6e10e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オリエンス@名前変更予定中 | 作成日時：2017年7月15日 20時
