50、幸せ ページ1
「………………さん!!!!」
「………………Aさん!!!」
パチリ
私はがばりと布団から飛び起きる
「ここは?」
「蝶屋敷ですよ!Aさん!大丈夫ですか!!」
「あ、うん。大丈夫。疲労もすっかり」
そうだった
私はあれから2人に支えてもらってなんとか蝶屋敷までは行けたんだけど
ベッドについた瞬間寝ちゃったんだよな
炭治郎君に喋ってもらうまで記憶があやふやだった
「…………あ、皆どうした「Aさん起きたんですねぇぇぇぇ!!!!心配したんですよ!!!3週間も寝ちゃうなんて酷いでずよぉぉぉぉ!!!!!!!!」ぜ、善逸君………っ」
ヒックヒック
あれ?あれれ???なんで私より皆の方が哀しんでるのかな?
「皆さん〜。他にも人がいるので静かに〜………………ってAさんっ!起きたんですね。大丈夫です!?さっきまで柱の皆さん揃ってたんですがね」
「しのぶちゃん――――。」
柱の皆、来てくれてたんだ
正直、自分が起きたことよりも皆がこんなに私が起きたことを喜んでくれてる
柱の皆も私の為に時間を裂いて来てくれた
「おい!A!!!お前がいない間!報告書を書いたのは俺たちなんだぜ!感謝しろぉ!」
伊之助君……………。
炭治郎君達が私のために仕事をしてくれてたなんて
皆に色々迷惑かけちゃったなぁ、余計な心配まで……………………………………。
ポツン
ポロ、ポロポロ
「み、皆ぁ、ありがとうぅぅぅ―――――――――」
自然に涙が出てくる
これはきっと
、
、
嬉し涙だ
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パワハラ - いや由美子普通にやばいやつじゃん (2019年11月30日 14時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - もう好き過ぎてたまんないんだけども (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
みちる - 久しぶりに見に来たました 絵上手くていいなぁ (2019年11月16日 7時) (レス) id: 31140dcfe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こむちゃん | 作成日時:2019年11月11日 20時