61、本当 ページ12
炭治郎目線
「………………嘘じゃないよ。」
「分かってますから!全部匂いでわかるんですよ!自分を自分で傷つけないでください!」
「人殺しは本当だよ。私はどうもがいても人殺しなの」
本当の匂いがする
まさか、本当にっ
「驚いたでしょ。そんなの柱として失格だよね」
「え、その言い方」
「そう。私、柱辞めるから」
!!!
どういうことなんだ。
嘘の匂いがしない
哀しみと本当の匂いがする
哀しみが物語ってる
「ひとつだけ言っていい?」
「なんですか!」
「座上由美子を信用しないで。」
そういうとAさんは立ち去って行った
座上由美子?誰だ?
柱を辞める原因もそいつのせいなのか?
―――――――――――――――――――
善逸目線
Aさんの音はあの頃よりはましになったはずだったのに
まだ酷くなった
いや。もっと酷くなった
哀しみや憎しみ、自分を責めるような音。
色んな音が混じっているのに全部酷い音だ
どうしてなんだろう
炭治郎の泣きたい音とは違う意味で泣きたくなってしまう
大丈夫なんだろうか
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パワハラ - いや由美子普通にやばいやつじゃん (2019年11月30日 14時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - もう好き過ぎてたまんないんだけども (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
みちる - 久しぶりに見に来たました 絵上手くていいなぁ (2019年11月16日 7時) (レス) id: 31140dcfe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こむちゃん | 作成日時:2019年11月11日 20時