13、限界 ページ14
――――――――――――――は?
師匠が両腕を??
「からす、悪い冗談はやめて…………………?」
「冗談ナワケナイダロウガ!」
汗が額に落ちる
汗が止まらない
からすは何かを言っていたがいまそれどころじゃない
師匠が瀕死?
師匠が腕を?
戦えないじゃないか。
認められない
あんなに強かった師匠が?
なんで?
虫酸が体中を走った
あんだけ守る誓ったのに
鬼に腹が立つ
いや、これは鬼だけじゃない自分にもだ
体にぷつぷつと穴が開くような
心臓の音がだんだん速くなる
自分の体が熱くなっていく。
「は、はは………」
自然に口角が上がる。
ど う し て ?
「お、こんなところに餌がある!」
鬼がこちらに近づいてくる。
邪魔
「どっか行って。」
鬼に目線を向けずに首を跳ねる
私は―――
―――――――――――怒りが心を満たしてしまうのを同時に意識がぷつりと切れた
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みちる - お疲れさまでしたー!続編楽しみにしてます〜 (2019年11月10日 8時) (レス) id: 31140dcfe2 (このIDを非表示/違反報告)
おさる - なんでもっと評価されないのが不思議。あ、伊黒さん入れてください (2019年11月4日 17時) (レス) id: 5bc7aa4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
めずこ - すきすき (2019年10月22日 13時) (レス) id: ffc801af95 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - なんか少しずつゆっくりなってる気がする……… (2019年10月21日 9時) (レス) id: 5f5728da9b (このIDを非表示/違反報告)
ここみ - 面白いです!応援してます! (2019年10月20日 14時) (レス) id: 31140dcfe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こむちゃん | 作成日時:2019年10月18日 19時