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＊ ページ5
薮 宏太side
もう…涼介が持たない
「伊野尾!!もう無理だ。気持ちは分かるけど…何か別の方法を…」
俺は涼介に突撃しようとする
伊野尾「ダメ、薮。危ない!!」
だけどそれに気づいた涼介が何か攻撃をしてきた
薮「…!!」
俺は避けられないと確信した
その時だった
誰かに抱えられて体が後方に飛びされる
岩に背中をぶつけてしまい、上手く呼吸ができない
俺を抱き抱えたのは…
「伊野…尾」
伊野尾だった
伊野尾「大丈夫…？薮…」
伊野尾は息切れ切れに言う
俺からは上手く見えないが、涼介の攻撃で背中を怪我したのだろう
顔が苦痛に歪んでいた
そしてさらに
高木「もう…無理…」
高木までもが倒れてしまった
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2020年1月13日 19時
