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山田 涼介side

裕翔の姿をした外道と戦っている時

裕太『力を使いなさい』

裕太が勝手に俺の右腕に虚宿の力を貸してきた

「…戻せ。必要ない」

裕太『…せめて…君の助けになるはず。…この先に心穏やかな日々など…君の思いは彼女にはもう』

…はぁ

「俺を憐れむな。俺もお前を憐れまない」

裕翔が封印となった時点でもう力など必要ない

「利害の一致で受け入れただけ。出て行けよ、俺にお前は必要ない」

俺は優しく右腕に触れる

「お前の力なんてもう必要ないんだ」

八乙女「喧嘩か?」

すると前から聞きなれた声がした

八乙女「そろそろ別れる時だろ」

それは閻魔の格好をした光くんだった

八乙女「それじゃ、行くぜ」

光くんが手を合わせると、俺の魂と裕太の魂が離された

八乙女「封印が続く限り外道の脅威も続く。お前の力は来世で活かす。だからまずは…800年分の死後の裁き覚悟しておけよ」

そして裕太の魂は天に昇って行った

八乙女「困った魂でな。ずっとお願いしてくんだよ、無念は来世で晴らしたいって」

光くんは優しい目で俺を見てきた

八乙女「今度こそ犠牲のない封印をって。さすが800年間人間やめる変人だよな」

光くんの後には勝利もいた

八乙女「仕事に戻るぞ、勝利」

佐藤「分かりました」

俺は立ち上がった

「…もう考える必要なんてない」

そして覚醒する

「…最初から俺の目的は1つだけ。これからもずっと!!」

*→←最後の儀式



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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2020年1月13日 19時

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