クラスの変わった子はかわいい子 Shuichi.A

40 ページ41

・




西山side




あれからどうなったのだろう。

秀に「なんでなぐりかえさねぇんだよ」って言われて、

東条に「ここでこうなったらどうにもできねーぞ」って言われて、

若林くんに名前を呼ばれて、

そのあとの記憶はない。

なにか言ってたとは思うけど、誰が何を言ってたのかは知らない。

そして今はなぜかソファーに寝かされていて、横には秀と正義と若林くんが座っていた。




明「あ、A？」




私が目覚めたことに気づいた秀。




『痛っ』




起き上がったときに痛んだお腹と背中。




正「無理すんなよ」




ゆっくりソファーに寝かし直してくれた。

リングを見ると父さんとおじさんがやりあってた。

父さんのパンチをうまく避け、おじさんは父さんを殴る。

それに父さんはバタリと倒れこんだ。

41→←39

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す