34 ページ35
・
西山side
私のお金もほとんどなくなってしまい、父さんもお金が欲しいと言ってくる。
どうせ仕事で稼いでるでしょ。と思ってたら、いつの間にか仕事をやめていたらしい。
父「金くれよ!」
なんかすごいイライラしてるでしょ。コイツ。
父「んで、仕事場今からいくからついてこいよ。あと退学届も出してこいよ」
退学まで…?
父さんに連れられてやって来たのは一般的な工場だった。そこはなんか見たことがあって。
父「明日からここで仕事しろよ」
ここ嫌だなぁ。だって職場体験で秀たちが行ったところでしょ?またここの人、怒ってくるんじゃないかって。
父「じゃーな」
そう言って父さんは帰っていった。
ここでだけは働きたくなかった。
「あ、キミ?明日からここで仕事するって子」
こ、このひと、学校にきた人じゃん。
怖くて「はい」としか言えないけど。
「キミにはいろいろとやってもらおうかな。例えば俺の相手とか?」
アイツの相手だけにはなりたくない。
「じゃあ明日からよろしく〜」
そう言ってあの人は工場のなかに戻っていった。
ここでなんか働きたくないけど、働かないとどうなるか分からないから、きちんと働くしかなかった。
198人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し35453号(プロフ) - 続きが気になります (2020年1月12日 9時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
道畑 優貴 - 名無し35453号さん» ありがとうございます! (2019年12月20日 21時) (レス) id: 6407f9c049 (このIDを非表示/違反報告)
名無し35453号(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年12月20日 19時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:道畑 優貴 | 作成日時:2019年10月25日 23時