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さ・ゆ「ただいまー」
家につき、誰もいない家でもただいまって言って家に入るのは二人にとっては当たり前のこと。
荷物を部屋におき、着替えてリビングに戻ると、何も言わないでちゃんと着替えてカバンも所定の位置においてある。
『二人で出来たの?えらいねー!』
さ「えへへ!」
ゆ「おねーちゃん、夕飯カレーがいい!」
『えー!カレー?この前食べたばっかりじゃん』
ゆ「お願い」
『分かったよ!じゃあ待っててね』
冷蔵庫、野菜室から材料を取りだし材料を切る。
『…いった!!』
包丁で指をきってしまった。
さ「おねーちゃん、どうしたの?」
『指きっちゃった』
ゆ「おねーちゃんばんそうこう!」
『おー。ありがとう』
ゆうたが持ってきてくれた絆創膏を貼る。でもすぐに真っ赤になってしまう。水に濡らすとすごく染みる。
『ごめん。痛いからカレー作れないや。ごめんね』
ゆ「えー」
『じゃあ、レトルトカレーでもいい?』
さ「いいよ。何でも。お腹空いた」
『分かった。ちょっと待っててね』
カレーをお皿に盛り、レンチンする。
『できたよ!』
さ「いただきます!」
ゆ「いたーきまーす」
さ「おねーちゃんは食べないの?」
『私は大丈夫だよ。二人で食べな』
二人が美味しそうに食べる。何も文句を言わず食べてくれる。そして笑顔で食べる。この二人の笑顔は天使。私の癒し。
二人が食べ終わって、お風呂の準備をする。
さ「おねーちゃん、一緒に入ろう」
『お姉ちゃんは一緒に入れないんだ〜』
ゆ「さな、おねーちゃん一緒に入れないんだって。二人で入ろ」
さ「はーい」
二人が仲良くお風呂に入っている間に着替えの準備をして秀一に連絡を入れる。
A【今日も二人仲良くお風呂入ったよ】
秀一【おう!今日は10時くらいに帰れそう】
A【分かった。気をつけてね】
秀一「おう」
秀一と連絡を終えたあと、お風呂からの呼び出しベルがなった。先にさなの体を拭き、そのあとゆうたの体を拭く。
二人の髪を乾かし歯磨きをさせて布団に入る。
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名無し35453号(プロフ) - 続きが気になります (2020年1月12日 9時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
道畑 優貴 - 名無し35453号さん» ありがとうございます! (2019年12月20日 21時) (レス) id: 6407f9c049 (このIDを非表示/違反報告)
名無し35453号(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年12月20日 19時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:道畑 優貴 | 作成日時:2019年10月25日 23時