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支配人が来てたせいか、いつもより胃にかかる負担がデカイ気がする。
「ただいま」
「みー！」
出迎えに来てくれるJKの可愛さもいつもより3割増しに見える。
あーダメだダメだ。どっか行け、悪しき衝動。
シャワー浴びてJKが使った食器洗って、カーペットに尻をついたら動きたくなくなった。テーブルに突っ伏したとたん瞼が重くなる。いかん、ここで寝たら体が終わる。
「(ぽてぽてぽて)」
「ん」
可愛い足音に振り向くと、JKがタオルを頭に乗せたまま器用に歩いてきた。
何だ何だと見守っていると、クッションからテーブルへと飛び移ってタオルを私の頭にかけてきた。そのままわしわしと頭を拭かれる。
でも何せ小さいから、後頭部まで拭けてない。
「ふふふふ、ありがと」
「み！」
「……ね、痛くしないからぎゅっとさせて？」
「みー」
許可を得たのでテーブルに座るJKを腕の中に閉じ込めるように抱きしめた。
ぬいぐるみのような、赤ちゃんのようなやわらかさと、ちょうどいい温もり。ざわめいていた心がゆっくりと穏やかになっていく。
「……JK」
「み？」
「何かね、今、JKがいてくれてよかったって心から思った」
中学の時に母親は恋人作ってどっか消えて。高校卒業間際に父親は蒸発した。
そんなクソ父親が残した借金を返そうと進学を諦めて、借金取りのおっちゃんに今の職場を紹介してもらった。
最初は支配人みたいに体を売る職業をすすめられたけど、頑として断った。
だってそーゆーのは好きな人とがいいじゃん。
「仕事はそこそこ楽しいけど(あぐ)事故る日はとことん事故ってストレス溜まるし(あぐあぐ)借金のことは常に考えなきゃいけないし。でもJKがこうして私のこと癒してくれるから、何とか頑張れてる気がするの」
「……みー、みー」
「ははは、噛ませてくれるのも結構助かってるよ。……ありがとう、JK」
心を込めてお礼を言うと、腕の中から嬉しそうな声が聞こえた。
「さてと寝るか！明日は休みだけどいっぱい寝るぞぉ！！！」
「みー！」
JKを抱えて布団にくるまる。眠りに落ちたのはそれからすぐだった。
「……みー(めらめら)」
何やらJKが闘志を燃やしていたのは気づくはずもない。
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レオレ〇●〇(プロフ) - ゆめさん» 語彙力が消えちゃうほど面白かった…ってコト？！冗談ですすいません😂🙏発狂するほど最高の展開だったということですよね！ありがとうございます！！✨ (11月8日 19時) (
レス) id: fcfeecadee (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - うわぁァァァァ (11月6日 23時) (レス) @page22 id: 7567b9ecd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオレ〇●〇 | 作成日時：2023年10月27日 21時
