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じっと見つめてくる彼をじっと見つめ返す。
先に動いたのは私。


「(あぐ)」


可愛らしい鼻先に噛みついた。あぐあぐと何度も噛んでいると、気の抜けた声がした。


「ふふ、何その声」
『だって急に噛むから、嬉しくなっちゃって』
「嬉しいの?」


予想外だった。小っさくなった時は嫌がってたのに。
ジョングクは恥ずかしそうに微笑んだ。


『嬉しいよ。俺のこと可愛いって、愛おしいって気持ちが何より現れてる行動だもん。だから噛まれる度にAの気持ちを感じられて、嬉しくなる』


小さくなった時はそのまま食われそうでちょっと怖かったんだよね、って頬をかく。
じゃあ、じゃあさ。


「いっぱい噛んでもいい?」
『うん、勿論。仕事上、歯形が付くまで噛まれるのはちょっとあれだけど』
「そ、そんな私が独占欲の塊みたいなこと言わないでよ!!」
『えー?あの日はいっぱい痕つけさせてってダダこねてたのに』
「う、ううううるさい!!」


ジョングクの胸に頭を押し付けると、大きな手で優しく撫でられた。


『じゃあ、連れてくよ?』
「うん、連れてって」


顔を上げる。視線が絡み合う。
その瞳の熱に浮かされるようにキスをした。






Fin.

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レオレ〇●〇(プロフ) - ゆめさん» 語彙力が消えちゃうほど面白かった…ってコト?!冗談ですすいません😂🙏発狂するほど最高の展開だったということですよね!ありがとうございます!!✨ (11月8日 19時) (レス) id: fcfeecadee (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - うわぁァァァァ (11月6日 23時) (レス) @page22 id: 7567b9ecd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオレ〇●〇 | 作成日時:2023年10月27日 21時

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