夫に愛されすぎて困ってます。

# 一緒に入ろ？ ページ13

＊



広臣「ごちそうさま。」




臣が食器を片付ける。




『ねえ、臣』

広臣「ん？」

『…さっきね、直人さんからLINE追加きた。』






約束破る感じで申し訳ないけど、
臣に隠してるのが嫌になってきた。






『直人さんが臣には内緒にしといてって言われたから。』

広臣「それいつ？」

『さっき、ご飯食べてる時』

広臣「あ〜…そっ。
別にいいよ、やましいことなければ。」

『ないし。』

広臣「知ってるよ笑
じゃ、風呂入ってくるよ」

『服出しとく。』








臣はお風呂へ。









私は臣の服を取りにクローゼットへ。







パンツとだる着を出し、洗面台に置いた。






『臣置いとくよ？』

広臣「あー、ありがと〜」

『はいよ。』








と、リビングへ。





『あ、お風呂入ってない。』





時計を見れば22時。






『…寝たいのに…』






またお風呂前まできて、


『臣、うちもお風呂入りたいから早く出てー！』






広臣「一緒に入る？」

『入るわけない』

広臣「入れよ笑」








と、お風呂のドアが開く。








『…隠せば。』

広臣「慣れれば大丈夫だよ笑」




ほら、と言わんばかりの顔。





無理だし、臣の裸とか見れないし
うちも裸見せたくないし。







広臣「なーに心配してんの笑
胸？胸か!!!笑」

『ぶん殴るぞ。これでもある方だわ。』






悔しくて思わず言ったら

へえ〜、とニヤニヤとこちらを見つめる









広臣「じゃ、入ろ？♡」

『絶対無理』

広臣「直人さんのこと隠してたくせに〜」

『仕方ない、あれは。
リーダーという脅し。』

広臣「言い訳か？」

『別に言い訳してないし！』

広臣「なら、入ろ？♡」

『だから無理、んじゃ。』







冷たく返し、そのままリビングへ。








臣とは入りたいとは思ってるけど自信が無い。






そして、今の返しだと臣が出てきたら何かされる。








広臣「A覚えとけよーーー！！！」






と、お風呂場からそんな声が聞こえた………

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