夫に愛されすぎて困ってます。

# 内緒 ページ12

＊



広臣「いただきます。
俺1人で食べるなんてなんかなー笑」





乙葉の家で食べてきたから仕方が無い。

ごめんね、臣笑







『私が前にいるからどうぞ食べて。』

広臣「食べずれーわ笑」









と言いながらもお椀片手にモグモグとおかずを食べていく。









ﾋﾟﾛﾝｯ

ﾋﾟﾛﾝｯ






『…』



私のスマホが立て続けに鳴った。








開くと





《直人:こんばんは、臣の奥さん！
三代目のリーダーの直人と言います。
追加させていただきました^^》




『あ、臣…』







追加されたことを言おうとしたが
次のLINEを見てみると







《直人:臣には内緒でお願いします！》







『あっ…』

広臣「ん？どした？」

『ううん、やっぱ何でもない。』

広臣「…気になるんだけど笑」

『ただ乙葉が臣に今日はAを遅く帰らせてごめんなさい！って笑』

広臣「あ〜、んなこと笑
大丈夫だよって言っといて笑」

『おっけ』








と嘘を言いつつ








《A:よろしくお願いします。
臣には内緒にしときました…大丈夫ですかね…。》









直人さんへLINE。




追加しただけだから言ってもいいと思うけど…。









広臣「A」

『へっ？』

広臣「口開けて」






あ、ビビった。





そのまま口を開いた





広臣「あーん」






『ん…うぇ！？』








噛むと一気に苦味が広がる。







『人参…！』

広臣「っはは！笑
まんまと引っかかってやんの笑」

『まじまっずいんだけど馬鹿じゃないの？！』







口の中の人参をティッシュに吐き出し丸めてぽい。









広臣「あーあもったいない人参。」

『あんたがやったんでしょーが！』

広臣「もう1個いる？笑」




箸で人参を持ち上げる





『いらんわっ！もう！』

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