執事とメイドと ページ4
朝。
これから2週間、お母様はいない。
「じゃ、いってくるわ」
「うん。いってらっしゃい」
「後からボンゴレが来るから」
「何かあったら頼りなさい、ですよね？わかってます」
お母様は少し寂しそうに笑った。
「相奈川くん、野風さん、後のことよろしくね」
「「かしこましました」」
ガチャン…
ドアの閉まる音が虚しく響く。
さみしいな。
明日は私の誕生日なのに・・・
でも、そんなワガママは言わない。
「さ、参りましょうお嬢様。
今日の朝食はお嬢様の好きなパンケーキですよ」
メイドの野風さんは、美人で優しい人。
怒ると恐いけど(苦笑
私の身の回りのお世話をしてくれている。
「50点です」
「ぇ？」
不意にかけられた声に振り向くと
なんとも言えない顔をした相奈川さんが立っていた。
「心配させない為に
笑顔でいるのではなかったのですか？」
「ぅ・・・でも少しだけ」
銀縁眼鏡が光る相奈川さんは、いじわるな人。
執事さんなだけあって、マナーとか礼儀に厳しい。
2人とも私が小さい頃からこの家に仕えていた。
だから、私の誕生日を祝うのも仕事のうち。
一人じゃないようで
私は一人ぼっちだ。
続く
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ヒヨ(プロフ) - 朱亞さん» ありがとー！忙しいから全然こっちに顔出せてないけど、またよろしくね！！ (2015年12月13日 17時) (
レス) id: d205c93bc3 (このIDを非表示/違反報告)
朱亞 - ひさしぶりー！！新しい話たのしみにしてるよ！！！ (2015年1月29日 21時) (レス) id: 6b923c2400 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨ(プロフ) - 喜んでもらえて嬉しいです/// (2011年4月5日 15時) (レス) id: 30d003b465 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - やったー (2011年4月1日 17時) (レス) id: cc3f841b42 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨ(プロフ) - そうなんですか！ 楽しみにしててください、ツナEND予定なんで＾＾ (2011年4月1日 17時) (レス) id: 30d003b465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨ | 作成日時：2010年10月17日 16時
