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「昨日、めっちゃどやされたわ。
しばらく見張りつきそうでかったるいな」


「すいません・・・」


「なんでAが謝るねん。
俺とヤスが勝手に後先考えずに、
あんな言い合いしてもうてんし。
あいつが本気で向かってくるから、
俺も頭に血が上ってもうたわ」


時間だ。

もう少しだけ、こうしていたかった。


「大阪のソロコン、見に来てくれや。
待ってる」


最後にそれだけ言って、
渋谷さんが後部座席のドアに手をかけた。

私も慌ててそれに続こうとしたら。


渋谷さん、ドアから手を離して、
急に運転席に身を乗り出してきた。


タバコの香りがする。

距離が近くて、窒息しそう。


「子供ちゃうんやから、
お前に世話焼いてもらわんでも、
東京ぐらい一人で戻れるわ。
京都まで気をつけて行けや。
病み上がりやねんから」


顔を覗き込むようにして、
優しく言って。


私の前髪を額に押し付けるようにしてる。


「はい・・・」


胸がきゅうって鳴いて、
それ以上、言葉が出てこない。


「そんだけ?」


「あ、気をつけて下さい。
ソロコンも頑張って下さい」


そう言ったら、
ふって、苦笑いして、
私の身体を自分の方に引き寄せる。


顔が近付いたと思った時には、
一瞬、唇が触れてた。


くらくらして、意識が飛びかけて、

このまま、渋谷さんに抱きついちゃいそうな自分がいて。


慌てて、離れた。


「こんなとこで何するの?」


「誰も見てへん」


「そんな、何かあったら・・・」


「大丈夫や。
お前はなんも心配するな」


さっきから彼氏みたいな言い方してる。

怒んないといけない場面だよね、ここ。


「どうしてキスなんかするの?
彼氏でもないのに」


やっと言えた。

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ブック - 私はみんなとは違うのかなと思ってしまいます。そこを主軸にしなくてもいいので、何かハンデがある女の子との小説があったら、読んでみたいなぁと思ったんです。たった1人の読者のひとり言だと思ってスルーしてください! (2018年3月27日 17時) (レス) id: 287ac13f1b (このIDを非表示/違反報告)
ブック - 私は片耳が聴こえなくて、目眩がおきやすかったり、耳鳴りはずっとしています。友達は春休みで遊んだり就活したりしているのに入院しないといけなかったり、音は聴こえていたけど、言葉が聞き取れなかったりして会話についていけない時に (2018年3月27日 17時) (レス) id: 287ac13f1b (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - ずっと継続でキュンとしてます(/∀\*)落ち込むことあったんですね…いつも私はfoolさんに癒されてるけど、私が癒すのは難しいもんな〜もどかしすぎる(><)大好きなfoolさんが元気になりますように☆まだ終わってほしくないのが本音ですが…最後まで楽しみにしてますね (2018年3月26日 23時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - すばるくんは、結構甘やかしてくれそう。店長とか、大倉くんの店長のすばる兄さんとか、イメージぴったりだと思います(〃ω〃) (2018年3月26日 22時) (レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいはん(プロフ) - 覚えててくれて嬉しいです!合ってます!笑 早く正式にくっついてくれるのを楽しみにしてます(^○^) (2018年3月26日 0時) (レス) id: 1086476deb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fool x他1人 | 作成日時:2018年3月13日 13時

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