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渋谷さんが私の首筋の髪を指でかきあげて、
首筋にキスをする。
ひやっとした感覚に、
思わず肩をすくめたら。
「・・・可愛ええな」
満足そうに呟いて、
もう一度、うなじに唇が押し付けられた。
包み込むように回った渋谷さんの腕のすぐ下には、
小さくて薄い胸。
うまくやれる自信なんてこれっぽっちもない。
がっかりされて、
振られちゃうかもしれない。
こんなに優しくされて、
まっすぐに追いかけてくれて。
もう渋谷さんと離れるなんて、出来ない。
始まったかどうかも分かんない恋なのに、
失くすのが怖くてたまらない。
ここまできて断るなんて最低だってこともちゃんと分かってるから・・・
今日は覚悟決めなきゃ。
ぎゅって自分のスーツのジャケットの裾のあたりを握りしめる。
「どうした？
なんでそんな緊張してんねん」
渋谷さんが少し呆れたように笑って、
今度は頬に短くキスして、
私を抱いてた腕を解いた。
あれ？
私の勘違いなのかな。
てっきりこのまま・・・
振り返ったら、
「お前に土産あるねん」
ポケットから紙袋を取り出して、
渡してくれた。
「ありがとうございます。
開けてもいい？」
「ええで」
なぜか、渋谷さんが照れてる。
中身は、可愛い小鳥の形のクッキー。
黄色や黄緑、いろんな色があって見てるだけでほっこりする。
「お前、鳥好きなんやろ？」
「そういうわけじゃないけど・・・
このクッキーは可愛いから嬉しい」
「そうなんか？
ガラスも見てたし。
あの、鳥と虎の歌、
ねだってきたし。
てっきり鳥が好きなんかと思ってたわ」
「鳥っていうか、
渋谷さんが虎みたいだから。
だから・・・」
これは失言だったと、
言ったそばから後悔した。
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ブック - 私はみんなとは違うのかなと思ってしまいます。そこを主軸にしなくてもいいので、何かハンデがある女の子との小説があったら、読んでみたいなぁと思ったんです。たった1人の読者のひとり言だと思ってスルーしてください！ (2018年3月27日 17時) (
レス) id: 287ac13f1b (このIDを非表示/違反報告)
ブック - 私は片耳が聴こえなくて、目眩がおきやすかったり、耳鳴りはずっとしています。友達は春休みで遊んだり就活したりしているのに入院しないといけなかったり、音は聴こえていたけど、言葉が聞き取れなかったりして会話についていけない時に (2018年3月27日 17時) (レス) id: 287ac13f1b (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - ずっと継続でキュンとしてます(/∀＼*)落ち込むことあったんですね…いつも私はfoolさんに癒されてるけど、私が癒すのは難しいもんな〜もどかしすぎる(＞＜)大好きなfoolさんが元気になりますように☆まだ終わってほしくないのが本音ですが…最後まで楽しみにしてますね (2018年3月26日 23時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - すばるくんは、結構甘やかしてくれそう。店長とか、大倉くんの店長のすばる兄さんとか、イメージぴったりだと思います(〃ω〃) (2018年3月26日 22時) (レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいはん(プロフ) - 覚えててくれて嬉しいです！合ってます！笑 早く正式にくっついてくれるのを楽しみにしてます(^○^) (2018年3月26日 0時) (レス) id: 1086476deb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2018年3月13日 13時
