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達也は、ちゃんと言葉にした。
「どうして？
別れるなんて言うの？」
すれ違いは、
ずっと前から感じてたけど、
でも、達也は優しいし、
仕事に慣れるまでの一過性の事だって、
分かってくれると思ってた。
私の甘えだったんだ。
「A、仕事するようになって変わったよね。
他の事、考えらんなくなって・・・
俺の事なんかもう見えてないだろ？
もし仕事辞めて付いて来てくれるなら・・・
俺は結婚したいけど。
Aにそれを無理強いするのは違うと思うから」
振った達也も苦しそうな顔してる。
結婚て言葉が、
別れ話の席なのに出てきて、
それだけ達也が私との事を、
真剣に考えててくれたんだって伝わる。
なのに私は・・・
「でも・・・
結婚しなくても、
遠距離でも・・・」
自分で言ってて、
そんなの絶対に無理だって分かってる。
近くにいても、
こんなに距離が出来てしまった。
本当は今日、達也は別な話をしたかったのかもしれない。
だから、私が全部、悪い。
達也に、こんな言葉を選ばせた。
「A、仕事楽しそうだからさ。
頑張れよ。
遠くから応援してる。
俺も負けないように頑張るから」
達也はもう決めてるんだ。
次の場所へ向かって進んでる。
「うん。
今までありがとう・・・」
うなづくしか出来なかった。
それ以上二人でいても、
苦しいだけで、
レストランを出た後、
達也とはバス停で別れた。
もうあたりは真っ暗で、
郊外のこの辺りは静まり返ってる。
バスは何台も通り過ぎたけど、
乗れないまま。
「寒い・・・」
不意に強い風が吹いて、
ずっと自分を支えてくれてた支柱がなくなってしまった気がして、
街路樹の縁のコンクリにへなへなと座り込んでしまった。
達也の事、ちゃんと好きだったのかも分からなくなってきて・・・
後悔ばっかり。
寒さに鼻をすすった時、
目の前に黒い大きな影が出来て、
ふと顔を上げたら。
不審者のような黒マスクとメガネかけた、
小柄な男の人が運転席から顔をのぞかせた。
怖っ。
この人・・・
なんでここに？
渋谷さんが？
メガネ越しにギロって睨まれて、
あまりの恐怖に思わず尻餅ついちゃった。
「なんでそんなとこで地べたに座ってんねん。
大人の女のする事ちゃうやろが。
はよ乗れや」
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^o^(プロフ) - 移行楽しみにしてます！ (2018年3月11日 21時) (
レス) id: 19303c9d1e (このIDを非表示/違反報告)
いのジャケ(プロフ) - コメント失礼します！いやぁ〜やすばの取り合いですか！！それはそれはヤバイですね(は)どういう風になるのか続きが楽しみです！ぜひ、キュンキュンさせてください！ww 応援してます(*^o^*) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 46cab31b2d (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - あっ、またやすばの取り合い…つらい〜(´；ω；`)ヤスくん、頑張って！ (2018年3月1日 20時) (レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - ヤンマー好きと思われてたのが驚きでした！いや大好きやけど笑//でも躊躇うことなくやすばがずっと私の中でNo.1◎そしてfoolさんの感じ方に共鳴してます。リアル設定私も少し怖くて…変な気持ちになるというか…ですが大好きなfoolさんなので!!ときめく準備しておきます (2018年2月24日 23時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - すばるくんの新作嬉しいです！占ツク内に沢山の素敵な作品がある中で、正直私自身リアル設定の作品は意識的にあまり読んでいなかったんですが…foolさんとなれば話は別♪大ファンなので//ヤスくんも絡んでくるのかな？やすばが1番の大好物なので↑↑続きも楽しみ〜＊ (2018年2月23日 23時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2018年2月23日 8時
