【d！】俺の本当の気持ち (ページ21)

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episode20 ページ21

放課後になり、急いでシャオさんのクラスに行った。

syp「シャオさ～ん。」

sha「あっ…ショッピくん。」

syp「行きましょか。みんな生徒会室で待っとるんで。」

sha「おん。」

シャオさんを連れて生徒会室に行く。

生徒会室では、暗い雰囲気で書類をしているみんながいた。

………Aさんとゾムさんがいない。なんでや、？

Aさんに関しては俺より先に教室出てたんやけどな。

ゾムさんも教室にはおらんかったし。

…まぁ、シャオさんのことがショックなんやろう。

gr「…シャオロン、だな。」

sha「あ、はい。」

gr「俺は、生徒会長のグルッペンだ。」

みんな順番に自己紹介をしていく。

みんなには、シャオさんに前世の記憶はあるけど、俺以外の仲間は覚えていない。

そう伝えた。

sha「あ…俺この後用事あるんで帰りますね。」

シャオさんが帰った後、ゾムさんとAさんが生徒会室に来た。

rb「どこ行ってたん？」

ut「さっきまでシャオちゃんがおってんけど、」

zm「知ってる。」

zmA以外「え、？」

zm「知ってるよ。」

os「､､､会いたくなくて来んかったん、？」

『そうだよ。』

ht「どうして、？」

そうや、普通、おかしいやろ。

ゾムさんはシャオさんの幼馴染…Aさんはシャオさんの妹だったやろ、？

zm「､､､怖かったんよ、アイツに会うのが。………ただそれだけや。」

『だからしばらくは、会えないかな、』

syp「そう言って逃げるんすか。」

syp以外「ぇ…」

syp「怖い？そんなの、みんな同じじゃないですか。俺だけは覚えられてたけど、それでも、いつか俺のことまで忘れてしまうんやないかって思うし、忘れられた方はショックで悲しいやろうし…」

シャオさんの気持ちなんてわかんない。

シャオさんが、俺達をどう思っているかなんてわかんない。

でも…

syp「シャオさんは大切な仲間やから…思い出してほしい。そして、もう忘れないでほしい。………ずっと逃げてばっかじゃ何も変わりませんよ？」

逃げたい気持ちはわかる。

でも、ずっと逃げてちゃ何も手に入らない。

だから辛くても、苦しくても、前を向いて進まなあかんのや。

そう、シャオさんに言われた。