8UPPERSー顔のない天使ー

Clue. ページ46

起点が起こったのは、それから３日後のことだった。


その日はとんでもなく雪が降っていて……


白が街を染めていた。


ジャッキー「寒っ…！」


ヒートテック着てきてよかった、とマックがボソッと言う。ジョニーは缶のコーンポタージュを握りしめ雪を眺めていた。


マック「もう12月か……」


ジョニー「明日は聖夜《イヴ》やね。


ケーキ食べないと」


ジャッキー「別に食べんでもええやん(笑)」




.



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俺らが望んでいる情報は、そう簡単に手に入らなくて。


未だに、何もわかっていなかった。




アーセナル、ガムの傷は徐々に回復に向かっていて、リハビリが始まった。


傷つけられた筋肉や筋、腱の運動から始まって、今日で二日目になる。


「痛いですわ〜……。汗止まりませんもん」


「力入らん……」


汗ダラダラになりながら、器具を使って頑張る二人。


元々鍛え上げていた身体だから、治るのは一般より早いらしい。




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.


マック「あ…あれ……」


目の前の高そうなレストラン。


その向かい側の横断歩道に俺らはいる。


ジョニー「SNOW…？」


あのリーダーである少年がそのレストランから出てきたのだ。


マック「……!!アイツ……っ」


ジャッキー「マック！車!!」


駆け出そうとしたマックの腕をジャッキーが握って止める。


流れていく車


ジョニー「年は俺かトッポくらい…？背は……アーセナルくらいか…」


ジャッキー「金髪……」


青年の行動、姿を目に焼き付ける。


《紫苑様……》



ボソッと聞こえてきた声。


マック「アイツ……《シオン》っていうんか」


シオンは車に乗り込み、そのまま車に紛れた。



ジャッキー「収穫アリ……やな」

Clue.→←Two people do not move.

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

今日のホール掃除担当

ジャッキー

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