8UPPERSー顔のない天使ー

love　of　an　escape　Journey・THREE ページ5

エース「すいません。私、今日からこの会社で働く井上隼人って言うんですけど・・・商品開発部ってどこに行けば・・・」


受付嬢「井上さんですね。エレベーターで五階まで行ってください。そこに、『商品開発部』というプレートが出ているはずですから」


と悩殺スマイルで言う。


俺は堕ちないけどね。こんな笑顔でも。


エース「そうですか。ありがとうございます」


と俺も、悩殺スマイルで返してやった。


これで、落ちないヤツはいない。


受付嬢「・・・い、いえ・・・」


軽く会釈をして、エレベーターに向かう。


マック『中々の美人やったな』


エース「そうか？そうでもないと思うねんけど」


耳につけている、超小型通信機でメンバーと連絡を取る。これで、非常時や、情報などを伝える。メガネには、カメラが付いていて、それでマックは顔がわかったのだろう。


ジョニー『中の上って感じやね』


ジャッキー『ランクをつけるな！』


エース「ちょお、切んで」


会話を止め、商品開発部の扉をノックする。


エース「失礼します」


中に入ると、清水と上司がいた。


エース「今日から産休に入ってる方の代わりに入ります。井上です」


上司「おぉ、来たか。清水が指導に入るから。よろしくな」


エース「よろしくお願いします」


と深く礼をした。

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8

今日のホール掃除担当

ジャッキー

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