8UPPERSー顔のない天使ー

They do not have the victory. ページ39

ジョニー「アーセナル……ガム…っ」


強敵がいても、２人がいるから頑張れたのに。


負けへん、負けるわけないって……思ってたのに＿＿＿


何したらええか、どうすればええかわからへん。


勝たれへん。


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「……止めた」


不意に少年がつぶやいた。


「面白くない。何だよこの無意味な喧嘩…。弱小な始末屋なんか潰しても意味ない。


帰るぞ」


倉庫からSNOWが退いていく。


俺らは追わなかった。


マック「どけ！ジャッキー！そっち頼んだ」


アーセナルらはジャッキーに任せ、トッポたちのそばに駆け寄る。


マック「エース。トッポ。聞こえてるか？」


心臓は二人とも動いてる。


だが、細い一本の糸によって生を紡いでるだけ……


マック「助かるか……っ」


わからない。


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ジャッキー「アーセナル！ガム！」


胸のスカーフを取って、アーセナルの傷口に当てる。


ジャケットを脱いで、ガムの傷口にも当てた。


ジャッキー「死ぬなよ……まだ死ぬな…！」


ジャッキーはその言葉をひたすらつぶやいていた。


・


・


▽市立総合病院▼


エースとトッポは意識不明の重体で。


アーセナル、ガムは気絶してて手当てしてもらってる。


ジャッキー「ジョニー……」


疲れ切ったジョニー。


病院の長椅子に座ってマックに寄りかかってる。


マック「……大丈夫か」


ジョニー「…おん……」


ジョニーの顔には涙の跡が沢山あった。

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ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

今日のホール掃除担当

ジャッキー

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