8UPPERSー顔のない天使ー

love　of　an　escape　Journey・TEN ページ12

ミキ「そうよ。私が、皆さんに依頼をしたの。『清水シンに関する書類を処分してほしい』って」


社長「なぜだ・・・ミキ！」


ミキ「だってお父さん・・・シンとの仲を認めてくれなかったじゃない！・・・ううん、それだけじゃないわ。認めてくれないならまだしも、シンが会社を辞めたいって言っても、聴かなかった！」


社長「・・・当たり前だろう。彼は会社にとって良い人材なんだから。あらゆる観点からモノを見る。その才能を私は買ったのだ」


清水「・・・ミキ。もういいよ。終わったことだし」


ミキ「・・・」


清水の言葉で、黙るミキ。


社長「お前の存在は、この世に存在しないんだよ・・・俺が、政府のお前の存在を抹殺したんだよ・・・」


清水「どういう意味ですか？」


社長「・・・お前の戸籍を消した。ただそれだけだ」


ミキ「っていうことは・・・シンは死んだ存在ってこと・・・？」


エース「それなら問題いらんよ」


ガム「ほら」


エースの手元には、白い紙。


ジャッキー「エース！読んであげてちょうだい！」


エース「了解☆これは、清水さんの戸籍です！俺らが用意いたしました！」


ふざけて、拍手。


社長「なん・・・だと・・・？」


ジョニー「だから、これはこ・せ・き！」

love　of　an　escape　Journey・ELEVEN→←love　of　an　escape　Journey・NINE

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

今日のホール掃除担当

ジャッキー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す