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番外編 ー N ー ページ36
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「ほんと俺って良いやつ」
「だよねー。ニノ、口は悪いけど気が効くし良い人だよね」
「褒めるか貶すかどちらかにして」
相葉くんの作る定食のハンバーグ
頬張りながら上目遣いで軽く睨むと
彼は屈託無く笑った
「俺は応援してたんだよニノの恋」
「なんだよ急に。有岡の味方の方が多かっただろーが」
「応援はニノのね。でも味方はAちゃんの方だから」
淹れたてのお茶を差し出して、目尻に皺を寄せる
「そうだな。俺も結局は柏木の味方で、あいつが幸せならそれで良いって思ったわ」
「俺は最初からニノじゃなく、Aちゃんの味方」
「最初からって。あなたねぇ俺の味方する気は無かったと」
「ん。まぁね」
横で俺と同じく定食を食べる大野さんが、ニヤニヤと笑う
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作者名：みくり | 作成日時：2018年4月13日 22時
