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優しい人 ページ12
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「えっと、誰をでしょう？」
「智くんと……」
まさか、大ちゃん
そんなわけないか知り合いじゃないし
「ニノなんだけど…」
「二宮係長ですか。あまり溜めるんで誰かと思いました」
笑う私に相葉さんは安堵した表情を浮かべた
「余計なお世話だと思うんだけど、男からしたらさ、好きな子の変化なんて直ぐ気づくんだよね」
「……？」
「特に勘がいいからね、あの人」
「えっと…あの人って」
「ぅんー、俺は事情は良く知らないけど、2人には笑っていて欲しいかなって」
.
『うぁー上手く説明できねぇー！』 って相葉さんは叫ぶと、頭を掻きむしった
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作者名：みくり | 作成日時：2018年4月13日 22時
