俺にしときぃー！！短編集 (ページ26)

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ものすごく大きい音と衝撃で目が覚めた

ぼんやりする視界の中、ふわふわな髪型の人が見えた。なるせかな
寝起きの頭でぼーっとしてて、思わず手を伸ばしていた

そうだ、今日喧嘩して、、申し訳ないな、と思いながら頭を撫でた

そのうちはっきりしてきた視界と思考にハッとする

私が手を伸ばしていたのはなるせであるはずがない
なるせの膝に頭を乗せているから、目の前に彼の顔があるはずがないのだ

ゆっくり手を引き、ちゃんと見てみると、やはりなるせではなくめいちゃんだった

そしてこの空気である

そろりそろりと体を起こすと、しっかりとめいちゃんと目が合った

「あの、、失礼しました･･･」

『あ、いや･･･大丈夫です･･･』

そんな中黙っているなるせをチラッと見ると、無。という表情でぼーっとしていた

き、気まずい･･･と思いながら焦っていると、あらきさんがキッチンの方からやってきた
冷蔵庫を閉める音がしたから、買ってきたものを冷蔵庫で冷やしてくれたのかな

『ぼーっとしてなーにしてんすか^^w あ、Aさん起きたんすね』

「すいません･･･すっかり寝てて･･･」

『いやいや、疲れたでしょーから^^
で？2人はどーしたのw』

「いやー、、私が寝ぼけまして･･･」

事情を話すとまた大爆笑したあらきさん
寝起きなんだからしょーがねーっすよwと笑い飛ばしてくれたので、みんなも、それもそうか。と納得して事は納まった

今回1番に助けてくれたし、この気まず過ぎる状況を一瞬でなんとかしてくれたあらきさんには頭が上がらない･･･

この3人はお互いで雰囲気を緩和したりして、本当に仲がいいな、と改めて思う

しばらくすると頼んでいた食べ物も届き、プチ宴会が始まった

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疲れていたせいか、酔いが回る･･･
普段であれば回る程でもない量で酔いが回ってきてしまっていた

「ってかAさん、ヤバくない？」

「なにがぁ？」

「wwめっちゃ酔ってるw」

「･･･くっ！！ばれた？w」

疲れてると酔いますよねー^^とまたもやあらきさんにフォローされ、言い返せなくなっていた