26日。 ページ34
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あれから、
二人がなんとか私を元気にさせたいと
たくさんご飯を用意してくれたり、
お母さんがお父さんの恥ずかしい話を暴露したり、
そのお父さんが変なダンス見せつけてきたり…。
なんだかんだで賑やかな夜になった。
だけど、眠ろうとすると
やっぱりタカくんが心配でなかなか眠れなくて。
今日、連れて帰ったペンギンさんのぬいぐるみを
ぎゅっと抱きしめてお布団を被っている。
ふと、携帯の音が小さく鳴り響いた。
こんな時間に…一体誰…？
そう思ってディスプレイを見ると
“三ツ谷隆”
『…もしもしっ！』
「…あー、もしもし。」
心地いい低さの落ち着いた声が聞こえる。
『タカくん…？』
「…おー。ごめんな遅いのに。音で起こした？」
『…ううん、起きてたから。大丈夫だよ。』
「…今、外出れるか？」
今…？
『え、もしかして、いるの…？』
「ああ。ちょっと、会いたくて。」
『…！！まってて、すぐ降りる！』
パジャマの上にパーカーを着て、
両親を起こさないよう静かに玄関へ向かう。
玄関のドアを開けて目に飛び込んできたのは
血だらけになった、タカくんだった。
「とりあえず一旦、無事ですって、伝えに来た。」
無事ですって、伝えに来た…？
無事？これのどこが無事って言うの。
おでこから血が垂れていてとても痛々しい。
乾いてはいるみたいだけど…
口の周りにも滲んでいる。
怪我をしてしまった姿は、何度も見てきた。
そりゃあ、仕方ないもの。
でも、こんなに酷いのは初めて。
『…ねえっ、生きてるよね…？』
頬を両手でぺたっと触って確認する。
「うわっ、あったけー。」
室内から出たばっかりでまだ少し暖かい私の左手に
外気で冷えたタカくんの右手が重ねられる。
ひぃっ、つめたいっ。
「つか生きてるわ。じゃあ今誰と喋ってんの。」
俺はAちゃんのニガテなおばけですか？なんて、
笑いながら言ってくる。
『なっ、笑うことじゃないもん！
こんなに傷だらけだから！不安になっちゃうの！』
「…うん。だよな、ごめん。
思ったより、やられちまった。」
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れぇ(プロフ) - furimayuさん» いつもコメントありがとうございます〜！現在最終確認中で、明日公開予定ですのでもう少しお待ちください！とっても嬉しいですありがとうございます🥺💕 (2022年1月20日 22時) (
レス) id: 07afa58447 (このIDを非表示/違反報告)
れぇ(プロフ) - 月の光さん» コメントありがとうございます！少年の日の思い出という作品にエーミールという子が登場するんです！wrwrさんは名前を知っているくらいですｽﾐﾏｾﾝ😣嬉しいお言葉感謝です！もう少しお待ちください！ (2022年1月20日 22時) (レス) id: 07afa58447 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - 3も是非！お願いしますーー！！いつもかわいくて楽しいお話ありがとございます❤️ (2022年1月17日 21時) (レス) @page49 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - えっ図書のところのｴｰﾐｰﾙってwrwrさんっておもって平気ですか同担さんってことでいいですかこのお話好きです続編もまっております！(ｷｽしようとしたとこwrwrさんのemさん見てたらショートしてただろうなぁDTだもんね) (2022年1月17日 0時) (レス) @page49 id: 9562a43608 (このIDを非表示/違反報告)
れぇ(プロフ) - furimayuさん» こちらこそ、チェックしてくれてありがとうございます🙌🏻嬉しいです♡ (2021年12月29日 1時) (レス) id: 07afa58447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れぇ | 作成日時：2021年11月20日 20時
