俺のカノジョ、めがみ【三ツ谷隆】

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あの後、またドラッグストアに行って、
ちゃんとトイレットペーパーを買って帰った。


なかったら困るもんな。



…ずっとイライラが収まらなくて
どうしようかと思っていた時、


丁度よくドラケンから
【今日暇かー？】
と連絡が来た。









「で、俺にぶちまけてるって訳か。」



「そう。」




このどうしようもない気持ちをぶちまけたくて
奢るからと言ってファミレスへ誘い出した。


もちろんルナとマナの分は作ってきた。




「そんなの見間違いじゃねぇのか？」



「いや、あれはAだ。
　俺が間違えるわけがねぇ。絶対ェA。」



「あ、うん、そうだな…。」




ちょっと引いてんじゃねぇ。






「にしてもAちゃんが浮気とはな…。」



「俺も…信じたくねぇよ…。
　でもすげぇ仲良さそうにしてたんだ…。」



「見た目は？どんな男だよ。」




どんな…




顔は、あの、松潤みてーな感じで…。

身長も、まあ、俺より全然高ぇだろうな…。




…クソ。





「顔は俺の方が圧ｯｯ倒的に良い。
　身長も俺より低かったし。多分70cm。」



「赤ちゃんサイズじゃねぇか。」







「……本当ですけど？」


「お前嘘下手か。」






「…なんか、すげぇ大人っぽかったんだ。」



「…おう。」



「…大学生っぽかった。」



「…おう。」



「…正直、すげぇかっこよかった。」



「そっかぁ…。」



「譲りたくねぇけど、勝てねぇな。」



「三ツ谷……。」




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