[あかがみんクラフト]俺っ子少女。

緑と縁ってほぼ一緒 ページ16

貴方side
(人1)「…はい！12時にカフェですね！分かりました、言っておきます！」

『12時にカフェか』

(人1)「うん。駅の近くのね」

『りょーかい』

「ニャー」

『ん？どうしたミカサ？』

ミカサ。

三毛猫。メス。

「ニャニャー」

『よしよし、ご飯だねー。今用意するからねー』

そう言えばエサをあげてなかったな。

『エサエサっと…ありゃ、もう今日分しかないや。明日買ってこよ』

「ニャニャー」

『ほら。ご飯だよー』

嬉しそうに食べる。

『明日エサ買ってくるからなー。ついでに鰹節も買ってきてやるよー』

「ニャニャ！」

(人1)「ホント、猫バカね…」

『ん？聞こえないなー』

(人1)「はぁ…」

猫って可愛いんだよなー。

(人1)「ほら、さっさと寝て明日遅れないようにして。只でさえ朝弱いんだから」

『はーい(棒)』

寝た。




『今日は肌寒いな…。ネックウォーマー大正解』

ネックウォーマーってホント暖かい。

いいもの生んでくれたな。

『駅の近くのカフェってここだよな』

(人1)によると先に中で待っているそうだ。

來海さんは会った事があるので、迷う必要はない。

中に入る。

結構キレイなカフェだな。

周りを見ると、奥の席に來海さんが居た。

こっちに気付いて、手を降った。

俺もちょっとだけ手を挙げた。

來海さんの方へ向かうと、死角になってた所にアイクと誰かが居た。

『…は？』

ア「どうも」

？「アイク、知り合い？」

ク「まあ、座って。お昼奢るから」

『あ、ホントですか。ありがとうございます』

年上だよな、どう見ても。

ク「早速だけどはい、これ。(人1)ちゃんの」

『あ、ども。何で忘れるかなぁ…』

ク「私達もビックリした」

『んで、ちょっといいですか？』

さっきからずっと気になっている事がある。

『アイクとは知り合いですか？』

ク「あれ、アイクさん知り合いなの？」

ア「まあ、はいw」

？「前に面倒看てくれた人？」

ア「そうです」

？「アイクがホント迷惑かけました」

『親みたいだなw』

ていうか、この人誰！？

？「あ、名前まだだ。緑川耀太と言います」

メモメモ。

『緑川耀太さんっと』

今回こそは間違ってないはず…。

ア「惜しいですねw 緑が縁になってますw」

『緑と縁あんま変わんねーだろ…』

よ「ホントそれな」

初めて共感してくれる人に出会った。

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