3話 ページ6
tnside
あれからというものすごく懐かれてゴールデンレトリバーを飼った気分を味わっている
どこ行こうとしても後ろを着いてくる
トイレへ行こうかと思ってデスクを立ち上がると
隣からガタッと音が聞こえ横を見ればAも立ち上がっており俺の事を待っている
まるで散歩に行きたい犬が俺の事を待っているようだ
｢別に、トイレだけやから｣
『......着いていきます』
｢.....トイレに？｣
『..............俺もしたい気分かも』
｢いや、今考えたやろ！｣
そう言いながら着いてくるのを許可している俺も甘い
太陽もてっぺんまで上がりお昼休みに入り
横を見ればいつも待っているAがいない
机の上には2つ折りにしてある正方形の紙が置いてあり富田林さんへと書いてある
開けてみれば同僚に誘われたのでご飯一緒に食べれないというものだった
別に約束はしてないからこんなことしなくてもいいのにと思いつつ俺はそのメモをポッケに入れておく
コンビニのおにぎりを3つ平らげ飲み物が無くなったので自販機に買いに行こうとしたら見慣れた金髪と同期であろう2人がいた
同期1｢東雲の担当、富田林さんだっけ？
あの人まじ怖そう
俺じゃなくて良かったわぁ｣
同期2｢おい、お前何言ってんだよ｣
同期1｢あんな目付きで図体もでかいし
マジでこえーから
東雲もドンマイ｣
そりゃあそうか
俺みたいな図体デカくて目つきも悪い
こんなおっさん、嫌だよな
俺は帰ろうとして階段を登ろうとした
『んー、何言ってんのお前』
同期1｢......え｣
『俺あの人のこと尊敬してるし
まじお前より好きだから
あの人の悪口言うなら俺に声掛けんのやめてくんね
富田林さんとの時間削って俺お前らといるんだけど
あ、これにしよ』
そういってAは自販機のボタンを押し飲み物を取り出す
今まで聞いたことの無いような低い声
相手を威嚇して本気で怒っていた
あの何時でも爽やかイケメンなあいつが？
俺のために？
｢......ほん、ま
アホやわ｣
なのにこんなに嬉しくて顔が熱いのはなんでなんや
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ふぐまる - 自分この作品に一目惚れしました!!大好きです。更新頑張ってください。後輩君のキャラが好きすぎる…… (2021年11月14日 19時) (
レス) @page16 id: b9922fc0ba (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 一目惚れ！！！後輩くんとw/r/w/r/d/さんの関係性がめっちゃ気になります！更新頑張って下さい (2021年11月8日 22時) (レス) @page14 id: 0e1788e627 (このIDを非表示/違反報告)
シトラス(プロフ) - この作品に一目惚れしました…もう語彙力が低下するくらい好きです！これからも更新頑張ってください！あとちなみになんですが、オリジナル作品になっていますよ (2021年10月18日 16時) (レス) id: 03b5a0f412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぴーど | 作成日時：2021年10月18日 13時
