27話 ページ30
tnside
ど、ど、ど、どうしよう
俺デートなんかしたことあらへんけど！？
俺は今まで彼女なんて出来たことはなくましてや親しい女子なんてものもいなかった
所謂彼女いない歴＝年齢と言うやつだ
いや、待てよ
まず俺ら付き合っとらんしデートじゃないのでは
実際、あいつが好きと俺に言ったのはあの時だけな気がする
もしかして、もう好きじゃないのでは！？
やっぱ、男に恋なんて気の迷いやったんかな
｢....俺その気にさせといてそういう事するんか？｣
『....えっ？なんて言いました？
人多くて聞こえなくて』
｢はぁ、はよアレ乗ろうって言ったんや｣
俺が指さしたのは大きな山だった
山の中をぐるぐるしたり外をぐるぐるしたりするジェットコースター
かなり怖いとの評判
実際結構怖い
山の方からは悲鳴が聞こえてきて昔乗ったことを思い出しながら歩き出す
『....あれがジェットコースターかぁ』
｢....？乗ったことないんか？｣
『...えっ、あー、乗ったことあるんすけど
あんまり記憶がないって言うか
まぁ気にしないでください』
そう言って先に進むAに違和感を覚えながら着いていく
彼は時たま不思議な雰囲気を感じる
不思議と闇が感じるような
いや、むしろ透明なのかもしれない
まるで何も知らない子供のような
とう、めい？
そう言えばシッマがなんか言っとったな
Aが昔と変わったって
シャオロンも変わったと言っていた
俺の知らないAを二人は知っている
特にシャオロンはAの事について深く知って関わっている
それを聞き出せないのはこの関係が崩れるのが怖いからかもしれない
俺が本当の気持ちを伝えられないのも怖いからだ
全て怖くなる
不安になる
どうしようもなく臆病になる
お、れは
『...俺は何があってもトントンから離れないよ』
突然耳元で心地よい声が聞こえた
沢山人がいて周りはザワついて居るのにハッキリとその言葉が聞こえた
｢...A｣
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ふぐまる - 自分この作品に一目惚れしました!!大好きです。更新頑張ってください。後輩君のキャラが好きすぎる…… (2021年11月14日 19時) (
レス) @page16 id: b9922fc0ba (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 一目惚れ！！！後輩くんとw/r/w/r/d/さんの関係性がめっちゃ気になります！更新頑張って下さい (2021年11月8日 22時) (レス) @page14 id: 0e1788e627 (このIDを非表示/違反報告)
シトラス(プロフ) - この作品に一目惚れしました…もう語彙力が低下するくらい好きです！これからも更新頑張ってください！あとちなみになんですが、オリジナル作品になっていますよ (2021年10月18日 16時) (レス) id: 03b5a0f412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぴーど | 作成日時：2021年10月18日 13時
