057 君に近づきたい３ ページ8
いつまでもこうしていたい気持ちが
俺を満たしているけど
でも、このままじゃ君の身体が湯冷めしそうだし
明日、お互いに仕事もあるし…
いろんな事を考えこんでいると
君の小さな声が聞こえてくる
A「翔くん、そろそろ、寝ないの？」
櫻井「俺は、まだいいんだけど
Aは、明日仕事だろ？そろそろ休む？」
A「ん、仕事だけど…時差出勤するから
まだ、大丈夫だよ？」
櫻井「そっか…眠くなったら教えろよ？」
A「うん」
櫻井「俺のベット、使えばいいから」
A「や…あの…」
櫻井「ん〜…俺のベットは嫌？
シーツ変えれば、問題ないっしょ？」
A「翔くんは何処で寝るの？」
櫻井「俺？俺は、ソファーにでも寝るよ」
A「そんなんじゃ、疲れが取れないでしょ？
余分な布団とかない？それで、私、寝るよ？」
櫻井「どっかにあると思うけど
今から探すのはなぁ…」
A「じゃ、私がソファーで…」
櫻井「女の子をソファーで寝かせるなんて
出来ねぇじゃん」
A「えっ…私、寝れるよ？
家でも、疲れて寝ちゃうことあるし」
櫻井「そういうことじゃねぇじゃん
俺の気持ちの問題だから」
A「でも…」
櫻井「俺、譲んねぇよ？」
A「でも…私だって、寝れない…」
櫻井「じゃ…ここで、雑魚寝でもすっか」
何処で寝るのか
お互いが譲れそうにない展開に
君が頷くとは思わない提案をしてみたのに
あっさりとそれに了承の意を示した君
一緒に…傍で…眠るのは…危険かな…
俺…寝れんのかなって
そう思う俺もいるけど
君を手放したくない…手放せないと
思ってる俺もいて…
理性の限界に挑戦すんのも悪くねぇかな
そう思うことにして、君と眠ることにした
寝室から布団や毛布、枕を運び込んで
リビングのローテーブルを動かして
２人で横になれる場所を確保する
A「私、寝付きがよくなから
翔くん、先に寝ちゃって」
櫻井「え…Aはすぐに、寝ないの？」
A「ん〜…眠くなるまで
スマホ弄ってる、いつもは」
櫻井「じゃ、まだ…俺に付き合える？」
A「ん、まだ、眠くないから…いいよ？」
君の言葉に甘えて
君自身に甘える
君に近づくために
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さとみか(プロフ) - はじめまして。しばらく更新されていらっしゃらなかったので待ち焦がれていた更新についコメントを残してしまいました（；＿；）夜桜さんの書くお話が大好きです。お忙しいとは思いますが、これからも楽しみにしています。 (2018年1月26日 18時) (
レス) id: ff0f8b6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - soraaさん» お返事が、大変遅くなり、申し訳ございませんでしたm(__)m更新も、滞っており、重ね重ね、申し訳ございません＾＾；；ドキドキできましたか？そういっていただけると、とても嬉しいです♪更新スピードは上がらないと思いますが引き続き、よろしくお願いしますm(__)m (2016年3月7日 16時) (レス) id: f4d923564a (このIDを非表示/違反報告)
soraa(プロフ) - 初めまして。昨日、このお話を見つけて一気に読みました。切ないけど、ただ抱きしめあうだけでもドキドキします。翔くんの想いが通じるといいなと祈りながら読んでます。続き楽しみにしています♪ (2016年2月28日 21時) (レス) id: e7c909fbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2015年4月22日 19時
