冒険！とあるモンスター達の物語！ (ページ7)

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魔王への恨みページ7

～ナギside～
アイラが案内すると言って5分。案外早く着いた。黒い小屋が1軒ぽつんと建っている。ここかぁ・・・
アイラ「おーい。アシロ、いるかー？」
アシロ「おお！アイラ！珍しいな！ここに来るなんて！オ？そっちは新しい友達か・・・・・ってグハッ!!いってぇ!」
アイラがドアを開いた瞬間、アシロ(？)というらしき女の子が機関銃のように話しかけてきてアイラの鎌で吹っ飛んだ。
アイラ「うるさいぞ、アシロ。」
ナギ「え、え～っとこんにちは・・・」
アシロ「おうっ!俺はアシロだ！よろしくな！」
お調子者だ。こういう人・・・大好き！
ナギ「って！そうだった！ねぇアシロさん！」
アシロ「うおっと！なんだ？いきなり。あとアシロでいいぜ。」
ナギ「この近くで起こってる流行病の事について聞きたいの」
アシロ「流行病・・・あれはな、俺も軽くしか知らねえ。が、原因は知っている。」
アイラ「それはなんだ！？」
アシロ「原因は魔王だ。」
『魔王』という言葉にビクッと体が跳ねる。魔王・・・グググ・・・
アイラ「！？ナギ！？どうしたんだ！？」
ナギ「うああああっ！魔王！魔王！消えろーっ！」
アシロ「!!こいつはヤベーぜ。『魔王』になんか恨みを持ってるらしいな。」
アイラ「恨み・・・・？」
ナギ「嫌いっ!嫌いっ！全部消えろーっ！アクアブリザード！」
アイラ「グッ！これもその流行病のせいか!?」
アシロ「違う。後で説明する。まずこいつを止めるぞ！」
アイラ「分かった。」