俺の妹はアナウンサー。season3 (ページ34)

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お偉いさん「そ、それは結構なリスクがありますけど…？」

「ええ、それは覚悟しています。」

お偉いさん「そうですか、」

「もう、私もそんな弱くなくなりましたよ、」

お偉いさん「そうですか笑、それではそういう事で行きましょう。」

「本当は兄と来たかったんですけど、兄は今日仕事でして…。」

お偉いさん「はは、そんなのはいいんだよ、」

お偉いさん「ちょっと窶れましたね。でも、元気そうで何よりです。」

お偉いさん「窶れてるのに元気って変でしたね笑。」

「たしかに笑。それでは、これからもよろしくお願いします。」

お偉いさん「はい、よろしくな。」

部屋を出た。

コツ、コツ、コツ、コツ

無機質な靴の音が響く。

この音は…嘉川さん？

思わず逃げそうになった。

嘉川「松本さん？」

あれ？声に角がない。

「は、はい？」

嘉川「松本さん…本当にごめんなさい、あの時は酷いこと言って…。」

「え？」

嘉川「私が、松本さんの事を気軽に話しちゃったから…。」

「いいんですよ、まさか私もこんな事になるとは思ってもいなかったから…。」