素敵帽子さんに新しい相棒ができました５【中原中也】【リクエスト＆番外編】

【続編】記憶喪失（５） ページ7

中也「やっぱ…記憶なくしてても行動力は変わんねぇんだな…」

Aを外に連れ出した後、
好きなところに行って良い と言ったら
最初は遠慮ぎみだったものの、
最後の方には慣れたのか
相変わらずの行動力で振り回された。

すると、

『中也さん！
あのアイス食べたいです！』

中也「…やっぱりな」

『？』

中也(素は変わらねぇから 言うと思ったんだよ…
アイツ、此所のアイス気に入ってたし
食べれば…)

中也は忘れていた。
此所に来ると…
探偵社の誰かに会うことを。

太宰「あ、Aちゃん！
…と、ちびっこマフィア…」

中也「誰がちびっこマフィアだ！
この社会不適合者！」

敦「Aと中原さん
よく此所で会いますね」

中也「探偵社の奴ら
絶対 此所にいるよな…」

太宰「ところで、Aちゃん久しぶりだねぇ」

『…』

敦「あれ、A？」

『どなたでしょう…？』

太宰「え。」

敦「……え？」

中也「お、おい、A
金やるからアレ買ってこい」

『わ、分かりました…？』

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