素敵帽子さんに新しい相棒ができました３【中原中也】

ホッピングさん リクエスト（６） ページ49

中也「！？」

慌てて Aを見ると、
頭を撫でていたのは
幼児化していた A…
ではなく、いつもの Aだった。

中也「はぁ！？
なっ、おまっ…！！」

『可愛い、ですか？〈ﾆﾔﾆﾔ』

中也「な、なんで…！」

時計を見ると、
午後１時を過ぎていた。

中也「…てか、こういうのは 普通、
幼児化してた時の記憶は無いってパターンだろ！？」

『何故か、覚えてるんですよ』

中也「ぜ、全部 覚えてんのか…？」

『えぇ、覚えてますよ？
梶井さんの元へ行くときに頭 撫でた事とか、
遊んでる時に少し口許が緩んでいた事とか、
寝顔を見ながら 頭を撫で、可愛い と言った事とか』

中也「だぁぁ！！全部 言わんでいい！！
てか すげぇ正確に覚えてんじゃねぇか！！」

『一生の黒歴史になりますねぇ〈ﾆﾔﾘ』

中也「くっ…」

『姐さんや太宰さんに言っときます〈ﾆｺｯ』

中也「やめろぉぉぉ！！！」

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