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第十話 ページ13

七つの大罪のもとへ、向かう。

あ)「あれは、ギーラ達か…?」

聖騎士ともあろうものが、罪人に遅れをとるとは…。

あ)「全く。あの弱さは何、だ?鍛え方を間違ってるんじゃ、ないのか?」

へ)「金剛聖騎士様と比べられてもねぇ。」

あ)「見てみろ。あれを食らったら死ぬ、んじゃないか?」

へ)「あっ、本当だ〜。あれはマズイね〜。」

キ)「霊槍シャスティホル第四形態『光華(サンフラワー)』――――」

へ)「んじゃ、ちょっち助けに行きますか!」

あ)「ああ。」

キ)「――――――いい線いくんじゃない?」

キュイ――――――ン

光が放たれる。

へ)「あらよっと!」

ヘルブラムが二人を、すかさずマントの中に入れ、る。

あ)「大丈夫ですか?」

ギ)「はい…。遅れをとってしまいすみません。」

あ)「ここは任せて、二人は目標物のもとへお願いします。」

ギ)「了解しました。行くわよジェリコ。」

ジ)「ああ。」

へ)「さあ、もっと祭りを楽しもうじゃないの。古き友よ。」

あ)「ヘルブラム。いつもの姿、に戻ったのか。」

キ)「君は、喧嘩祭り決勝戦の…。団長と話してた人?」

あ)「金剛聖騎士のAだ。

  …七つの大罪『怠惰の罪(グリズリー・シン)』のキング、か。」

キング?

『やあ。オイラはハーレクインっていうんだ。その…よろしく?』

キング?

違う。

こいつの名は…

あ)「ハーレクイン?」

へ)「っ!!」

キ)「何故君がその名を!?」

ずきんっずきんっ

また、痛みが…!

何だこれは?

頭の中に映像が、流れてく…る!!

濁流のように流れて、くる映像はどれも記憶に、ないものだった。

声が聞こえる。

『私は、エレインよ。兄さん…ハーレクインの妹なの。』

あ)「エレイン?…ハーレクインの…妹?」

キ)「何故君がエレインのことを知っているんだ!!」

頭が痛い。

クラクラする。

また、声が聞こえる。

『俺っちはヘルブラムだよ〜。よろしくね!』

あ)「ヘル、ブラム…?この姿は…妖精族?」

頭に、流れこんできた映像のなかのヘルブラムは、

今より幼い容姿で、その背には羽根が、あった。

あ)「…っああああああああああ!!!」

濁流のよう、に流れてくる映像と声、に耐えらず、

俺は叫び、そして倒れてしまった。

へ)「A―――――っ!!」

途切れていく意識の中で、

最後にみたのは

困惑と悲しみの表情を、している

ヘルブラムの顔だった。



ドサッ

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設定タグ:七つの大罪 , 妄想   
作品ジャンル:アニメ
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野良。 - リクエストありがとうございます!了解しました!書きます! (2015年3月26日 17時) (レス) id: b2b9b3ff4a (このIDを非表示/違反報告)
桜時雨忍 - 番外編のストーリーのその後が読んでみたいです!! (2015年3月26日 17時) (レス) id: edfa1e40db (このIDを非表示/違反報告)
雪フリー - 続きが早く読みたいです!! (2015年3月19日 19時) (レス) id: edfa1e40db (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 面白い (2015年3月15日 22時) (レス) id: 105d4d26bb (このIDを非表示/違反報告)
野良。 - 花さん» リクエストにお応えして、主人公を姫役に出演させます!リクエストありがとうございました! (2015年3月12日 21時) (レス) id: b2b9b3ff4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:野良。 | 作成日時:2015年2月14日 20時

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