（45） JM side ページ45
.
世界レベルのダンサーがいうおもしろい
面白いって、こんなに高いレベルのことを言うの？
目の前で踊るAは、僕の知ってるAじゃない
今踊っている曲は去年ジフンさんがプロデュースした舞台の曲目のうち、最もハードで難しいとされた曲で
ユジュクさんが踊っている映像をテレビやネットで数え切れないほど見た
目の前にいるAは、それをほぼ完璧にコピーしている
「...すごい」
JF「あいつの面白いところは、あのダンスの難易度を理解してないところだ
ユジュク本人の振りを見たのは一度きり、あとは自主練で映像を分析して覚えた
"ユジュクさんと同じダンスが踊れる！"
ってキラキラした目をしたAを見た時、あいつの頭にはユジュクと一緒に踊るってことしかないんだなって笑えたね」
「らしいといえば、Aらしいです
...めちゃくちゃですけど」
JF「Aは俺たちになりきろうとしてるらしい
一緒に踊ってるって錯覚できるんだと」
気持ちわからなくもないけど無茶苦茶だ
こっちは何度映像を見ても所々わからないし一通り踊るのでさえやっとだっていうのに
完コピして一緒に踊ってる気分を味わうだなんて
Aの思考は想像より右斜め上をいくみたい
JF「ただあいつはペース配分が下手なんだよな」
「ペース配分？」
JF「ユジュクとAでは体力も筋力も違う
積み重ねてきたものが違いすぎる
でもAはユジュクを完全に再現しようとして結果スタミナがもたない
一曲だけが完璧に踊れても、そんなのは意味がない」
「でも、Aの気持ちわかります
一曲一曲に気持ちを込めると、気持ちと体力が比例していかなくなる...」
JF「それができるのは若いからだよ」
若いから？
その先が気になったけどジフンさんが指差す方を見ればAは踊り終わってユジュクさんと話してるところだった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 888人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kan(プロフ) - あーこっとさん» お返事遅くなりすいません！とても嬉しいです、ありがとうございます！ジミンと絡ませるの楽しいのでこれからも絡ませます(^^) (2018年5月26日 18時) (
レス) id: 43dc8ad904 (このIDを非表示/違反報告)
あーこっと(プロフ) - 読んで数分で物語に引き込まれました！ものすごく面白かったです。ジミンと主人公の絡みが可愛くて癒されてます。 (2018年5月21日 0時) (レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
kan(プロフ) - テェギさん» コメントありがとうございます(^^)！頑張ります！ (2018年5月12日 9時) (レス) id: 43dc8ad904 (このIDを非表示/違反報告)
kan(プロフ) - みきさん» 嬉しいコメントありがとうございます( ; _ ; )！平日は更新速度落ちがちですが頑張ります！ (2018年5月12日 9時) (レス) id: 43dc8ad904 (このIDを非表示/違反報告)
テェギ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！！！(･_･、) (2018年5月11日 15時) (レス) id: 59032997b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kan | 作成日時：2018年4月24日 20時
