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「っ、グクっ、早く起きようよ...っ」
JG「こうされるの、いや？」
ついつい出た拒否の言葉にジョングクの力が少し緩まる
近くで見るジョングクの目がなんだか怖くて直視できない
「...慣れて、なくて」
JG「慣れれば、抱きしめてもいい？」
「それは、えっと...」
正直、抱きしめられるのは苦手だ
相手の身体に触れる面積が増える分男であることを強く意識してしまうから
「あ、そうだ、ジミニヒョンととなりでご飯食べる約束してたんだ！
早く起きていかなきゃ、ジョングク起きよう！」
答えに困って話を変えるために少しオーバーリアクションでジョングクの胸をたたく
しょうがないなって顔して離してくれるのを期待してたけど、ジョングクは不機嫌そうな顔になってて
目の前にあるその目の冷たさに固まる
JG「...Aは、俺のことなんてどうでもいいんだ」
「え、なんでそうなるの？」
JG「だって俺との約束があるのにジミニヒョンとも約束したんだよね？俺がAを抱きしめたいなって思ってもいやなんだもんね？」
冷たい目はだんだんと悲しみに包まれてジョングクと目が合わなくなる
抱きしめられていた手もいつの間にか解けていて傷つけてしまったんだとわかった
「違うよ、ごめん、おれ慣れてなくて...
いやじゃ...ないから、そんな悲しい顔しないで」
いつも笑ってくれるのに、悲しい顔をさせた罪悪感で心が痛くなる
スキンシップは苦手
でも目の前のジョングクに笑って欲しくて必死になってる自分
「ご飯も、ジョングクの隣にいる
ジミニヒョンには、反対に座ってもらうから、いつも通りだから」
JG「...ほんと？」
「ほんと、明日からも、隣にいる」
JG「...良かった
じゃあ、起きてご飯食べに行く、Aのとなりで食べる」
そう言ってようやくいつもの笑顔を見せてくれるから心底ほっとする
二人でベッドから出るとジョングクに抱きしめられる
反射的に体が固まったけどなんとか背中に腕を回すことができた
満足そうに笑って手を引かれると振り返ったジョングクはいい笑顔で言い放った
JG「Aは、俺のこと大事だもんね」
その時の笑顔が、いつもと違うのが少し引っかかった
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kan(プロフ) - あーこっとさん» お返事遅くなりすいません！とても嬉しいです、ありがとうございます！ジミンと絡ませるの楽しいのでこれからも絡ませます(^^) (2018年5月26日 18時) (
レス) id: 43dc8ad904 (このIDを非表示/違反報告)
あーこっと(プロフ) - 読んで数分で物語に引き込まれました！ものすごく面白かったです。ジミンと主人公の絡みが可愛くて癒されてます。 (2018年5月21日 0時) (レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
kan(プロフ) - テェギさん» コメントありがとうございます(^^)！頑張ります！ (2018年5月12日 9時) (レス) id: 43dc8ad904 (このIDを非表示/違反報告)
kan(プロフ) - みきさん» 嬉しいコメントありがとうございます( ; _ ; )！平日は更新速度落ちがちですが頑張ります！ (2018年5月12日 9時) (レス) id: 43dc8ad904 (このIDを非表示/違反報告)
テェギ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！！！(･_･、) (2018年5月11日 15時) (レス) id: 59032997b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kan | 作成日時：2018年4月24日 20時
