俺だけの天使 ２

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もうずっと胸がばくばく言うてる。


ともに、耳かきしてもらって、
夢見こごち。


あれ？耳かきの感覚と違う？

ともの指や。


「大毅、とろんとして、可愛い」


ともが覆い被さってきて・・・

耳の中に、指だけやなくて、
ともの舌まで、侵入してきた。


「あ、ともっ、
それ、耳かき、ちゃうっ、」


「もっと、気持ちええやろ？」


「や、っ、」


「嫌ちゃうくせに。
嫉妬させた悪い子の大毅には、
たっぷりお仕置きせなあかんな」


「ややの、やっ、」


「ほんま、可愛ええねんから。
いじめたなる」


ともの言うてる意味、
最初は分かれへんかったけど、

今は知ってる。

続き、何してくれるんか。


身体が期待で勝手に熱なる。


俺を見てる、
ともの目の奥が、
ぞくっとするほど、
色っぽく光った。


男っぽい表情に、
見惚れてる俺に、

ともが、今度は唇にキスしてくれる。

甘いキスに必死で応えてるうちに、
お揃いの部屋着、脱がされてた。


「もう、俺以外のヤツに気ぃ許したらあかんで？」


「はい」


「約束出来る？
出来ひんかったら、
今日はここまで終わり」


とも、意地悪して、
なかなか触ってくれへんから。


「約束するっ。
ともだけ、ともだけやからっ。
早く、もっと、して」


身体、密着させて、
ねだってしもた・・・


「大毅は見られてるだけで感じてまうん？
えっちな子やな」


「ちゃうの！とものせい！」


「俺のせい？光栄やな」


「とも、早くぅ、」


「早く？」


「大毅のこと、触って！」


恥ずかしいこと、
平気で口走ってもうてる。

まるで、自分とは別の自分がおるみたいに。


「偉いな、大毅。
おねだり出来て」


ともが、ふっと笑う。


ああ、めちゃめちゃカッコええこの人に、
めちゃめちゃにされたいって。


何度、抱かれても、思うねん・・・









無事に期日内に、
論文は提出することが出来て、

教授に推薦してもらえて、
後期からは、助教になれることに決定した。


今日はそのお祝いやって、
ともの所属するweststarsのメンバーのうち、
仕事の都合のついた３人、
照史くんと望くん、濱ちゃんが、

俺とともの部屋に集まってくれてるねん。

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