記憶を消せない【呪鬼】【魔主役】

41 ページ41

シャ「わっ！？」

シャオロンはピャッと跳び跳ねた

シ「はじめましてシャオロンさん！
僕のことはシニーって呼んでください！
…ってあれ、聞こえてます？まだ耳やられてるのかな」

「聞こえてます聞こえてますって！ちかいちかい」

ぺ「ただいま！…あっ。
シャオロンさーん！！よかった。気がついたんだね！！」

シャ「ペッペインさんたすけ…！」

マスクしてるとはいえ頭に響くな…

ロ「お前ー！
シニー姉さんから離れろ！！
献身的に看てくれた姉さんに手ェ出すとは何事や！！」

シャ「いや出してへんわ！！」

『ロボロ、シャオロンに技かけんじゃない！！』

シ「その様子だともう大丈夫そうですね！
いやー、この度はうちのペイントがとんだ粗相を！」

「後輩の前でなにいい子ぶってんだよ！
確かに俺のせいだったけど！」

ちゃんと自覚あるなら全然いいんだよ

ロ「相変わらずペイント兄さんとシニー姉さんは仲がエエなぁ」

シャ「うちのペイント…ハッ！！
ペイントさんて、彼女おったんすか…！！」

『何言っちゃってんの！？』

本当だとしても首突っ込むようなものじゃ…

シ「ブｯ、だっははは！！
ペイントさん聞いた〜？カノジョだって！！」

シャ「えっ違うんすか」

違うだろうよ

42→←40

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す