記憶を消せない【呪鬼】【魔主役】

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『はぁ、すぅ、はぁぁ、すぅー…』

ちょっとづつ深呼吸をすると

何故かさっきの震えようが嘘のようになる

『…猿山先生、やっぱり呪い…か』

ウ「その呪いって、なんなん」

『桃瀬家…別世界のトントンの家系の呪い、のはず』

ト「別世界の俺？」

『いや、別世界じゃない…』

別世界のようだけど

ト「え、じゃあどこなん？」

バ「…っ！もしかして」

ウ「え？え？怖いんやけど！？」

『…人間界』

人間界というのがいいのか分からないけど

ウト「「に、人間！！？」」

『うん』

ウ「いやいや、人間なんて嘘やろ」

ト「Aはこんなところで嘘つくヒトやないし、
本当なんやろうなぁ…」

『…』

『！！！』

〜♪

聴こえてきたあの音楽

ペイントさんのとこに行ってくれたんだ

ぺ「うわぁぁぁ！！！！誰！！！？」

『来た…？』

ト「んやろうな」

『行かなきゃ』

バ「ちょっと、あぶなっ」

猿「お前らぁ〜？」

バ「っっ」

猿山先生から逃げるように

戌亥さんが現れたであろうとこに向かった

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