記憶を消せない【呪鬼】【魔主役】

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『…？』

ト「あ、A起きたでー」

ロ「よう寝てたな」

ゾ「A！！」

ウ「ん、おはよ」

シャ「遅いわお前ぇー」

『あぁ…おはよう』

次起きた時には医務室で

鬼は居なくなったらしく

もう大丈夫だということだった

そしてあそこで倒れたのは私だけ

皆は気がついたらバビルスにいたとのこと

『…』

何故だろう

なんとなく憂鬱で

なんとなくこいつらと居たくない

シャ「おーい、聞いてる？」

皆心配そうに私の顔を覗く

それは

いらなかった

私には不要

いや

不快だ

『出てって』

シャ「…え？」

『皆、出てって』

シャ「…」

『出てってよ！！』

シャ「は、はい…」

ロ「…お前行くで」

ゾ「え…」

ト「行くで」

ウ「あっ待って置いてかないで」

なんでそんな

私が悪いみたいな反応するの

もう

疲れただけなのに

一人になりたいだけなのに

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