カナダ1の家族【ranfren】【短編集】

君は夢の方がいいだろう？【サトル】【リクエスト】 ページ15

サトルくん苦手なので

色々崩壊していたらご指摘お願いします！！




「やぁA」

『やぁサトル』

深い夢の中で彼と出会う

彼は塚田サトル

私は彼の親友で

彼は私の親友だ

『そうだ！最近面白いことがあっから聞いてよ』

「それは現実の話？まぁ、君の話だしたまにはいいかな」

『サトルと似た男の子と仲良しになったんだ。
サトルとは見た目こそ違うけど、きっとここにこれたら
君と仲良くできると思うな』

「……ここにこれたらね」

サトルは私の現実の話はが嫌いだ

サトルにとってはここが現実だし全て

話だけじゃ物足りないのかもしれない

『これるといいなぁ。
そうそう、他には空いていたお隣が引っ越してきたんだ。
確かガタイのいい男の人だったかな…
キャットマンのペットを二人飼っていて羨ましかったよ。
君とは合わなそうだった』

「…うんうん」

『後はねぇ…』

「ねぇA」

『ん？どうしたの』

サトルが話を遮るなんて珍しいことをするもんだ

話が長かったかな

「いつまでその話をする気？
ここには君と僕二人だけなんだよ。
それに僕には君だけなんだ。
僕の現実には君しかいないんだよ。
僕は塚田サトルだから我慢できると知っていたけど、
君が相手じゃ駄目みたいだ」

『え、えと…サトル？』

「なに」

サトルがこんなに本音を言い出すなんて

よっぽど現実の話が熊野なんだな

『ご、ごめん…私の現実の話はやめるよ』

「ううん。君の現実の話は面白いよ。
でも、そこに男が入るのは本当に我慢できないな」

『それは…嫉妬ってことで……いいデスカ？』

「…嫉妬？そんなかわいいものじゃないけど」

『あぅ…』

嫉妬よりすごいもの…？

「ねぇ、君は…」




『ッハ…』

言葉の続きが聞こえる前に夢が覚めた

サトルは今どんな表情だろう

少なくとも私は

きっと人に見せられないくらい肌が赤い







完

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