同居して初めて知りました。 Ren.N

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自分の席に着いたのはいいものの 、






嫌でも聞こえてくる 女子たちの声 。







「Aちゃんだから 許せるよね 。




廉くんと仲良さそうにしてても」







「あー 、ね！



絶対 廉くんとか 、恋愛対象に見てないでしょ」





「いや もしかしたら 、そもそも 女としても見られてないかもよ ｗｗｗｗｗｗ」




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小さな声で話してるつもりなんだろうけど 、





クラス中にまる聞こえですよ…





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ま 、要するに 。





私と廉が仲良さそうにしてても 、




女子たちは 一切怒りません 。





なぜなら 、廉は 私のことを 女子として




見ていないから 。




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まあ 誰もが思ってることか 。






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でもね 、女子のみなさん 。




あなどっては いけませんよ





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だって 私は 廉に今朝 『女子』って



言われたばかり なんですもーん ((






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んま 、でもね 自分で言うのもあれだけど 、




ちゃんと 自覚してますから 。





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夜中 男女2人が何もなく 、





ゲームをやって ゲラゲラ笑ってる 時点で 、





そういう 対象で 見られてない 。






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そのくらい 分かりきってますよ






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廉 に好かれたい訳ではないけど 、




なんか 女子として辛い ｗｗｗ



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廉「何言っとんの」





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友達と仲良く話していたはずの 廉が 、





教室のみんなが聞こえる声で 喋り出した 。




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廉｢そこの女子たち…





残念ながら 俺は コイツのこと 女だと思っとんぞ｣






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A「……はっ。」






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廉の思わぬ発言に みんなびっくりしていた






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廉「いや 、もしかしたら お前らより 女子かもやで？」






女子｢な 、永瀬くん 。



冗談はやめてよ…｣






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廉「ホンマのことやけど 。」







ちょっと 、廉




お前 、何言ってんの？！





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心の中でしか 突っ込めなかった私は 弱い 。





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廉「ま 、別に 興味のない 女 やけどな。」





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A「ちょ …」






女子｢Aちゃん 振られてるしｗｗ｣






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廉「あ 、でも 。




お前らの方が 興味のない かな。」





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