彼らも普通の男の子

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マネージャーさんに一言声をかけると
一緒についてきてくれることに





「いろいろ兼任されてるって伺ってますけど大丈夫ですか？」

「慣れたらなんてことないです」

「あいつらもそんなこと言ってた気がする」

「アルバムとかたくさん出されてますもんね」

「僕の方が先に参っちゃいそうですよ」



気さくな方でよかった



ガチャ

「失礼します…」

「おーい、集合！これからたくさんお世話になりたいスタイリストのAさんだ、今後のカムバックの参考に今日は少し練習見てもらうから、いつも通りに！力入れるなよ！(笑)」

「Aです、よろしくお願いします」




「わーー、ヌナ〜〜」

ユギョムくんが手を振ってくれてる



それをヨンジェくんとベンベンくんが
ビックリした顔で見てる



一通り自己紹介を終えて


「ジャクソンです！部屋見つかりました？？」

「あ、隣の部屋だったみたいで、さっきはすみませんでした」

「いえ！Aヌナ！よろしく！はい！携帯！」

「え、携帯？」

「交換交換〜」


あれ、ジャクソンくんよりわたしの方が年上だっけ
忘れちゃった、まいっか



やり方わからないからやってもらって


「みんなはい、これヌナの連絡先」



みんなで円になってわたしの連絡先を登録してる、可愛い



「あ！ヌナ、ジョングクと友達？」

「グク？担当したことあるよ」

「わーー！じゃあジョングクが言ってたAヌナだ〜」




グクが何でわたしの話をしたのかよく分からないけど
ユギョムくんが嬉しそうだから
悪い話ではないと思う……うん


それからみんなと一通りお話しして


ヨンジェとベムが
他にどのグループ担当してるの？とか
次のカムバックどんな感じなの？とか
たくさん質問してくれたから話が弾んだ

まあ言えないこともあったけど




他の人たちはその話にへぇーとか
そうなんだ、とか、やばっ、とか
ひたすらリアクションしてくれてた


良い人ばっかり……




休憩時間が終わり
練習見るつもりなんて全くなかったけど
せっかくマネージャーさんが気を利かせてくれたから見ることに



今回のカムバックは可愛い系かな？






可愛いのから狂った男にするほど
楽しいものはない

さらにやる気が出てきた

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